神戸に続くナンバー２はどこ？姫路・西宮・尼崎の街自慢から行列グルメ【ちゃちゃ入れマンデー】

2025.10.22

テレビウォッチャーライター・櫻宮ヨウがお届けする『ちゃちゃ入れマンデー』レビュー。

今回の『ちゃちゃ入れマンデー』は、兵庫県でナンバー１都市と言われる「神戸」に続くナンバー２の座をかけた「姫路VS西宮VS尼崎神戸に続くナンバー２はウチや！SP」。他の都市には負けない個性あふれる魅力や街自慢の行列グルメを武器に、三つ巴（どもえ）の戦いが繰り広げられたのです。

【動画で見る】ちゃちゃ入れマンデー【出演：東野幸治、黒田有（メッセンジャー）、山本浩之ほか】

最初のバトルは「街の自慢」対決。

トップバッターは、関西の住みたい街ランキング第２位にも選ばれた「西宮」。自慢と言えばもちろん、阪神タイガースの本拠地で高校野球の聖地「阪神甲子園球場」。しかもここでは、西宮市在住の小学６年生と中学生だけが参加できる「小連体（小学校連合体育大会）」「中連体（中学校連合体育大会）」という60年以上続く特別なイベントが開催されているのです。野球をしなくても“甲子園の土”が踏めるなんて最高ですよね。

お次は、工業が盛んで、大阪や神戸のベットタウンとして有名な「尼崎」。尼崎で一番多かった自慢は“阪神タイガース愛”。そんな尼崎に今年３月、阪神タイガーズ２郡本拠地の「ゼロカーボンベースボールパーク」がオープン。隣接する「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」は、２軍球場としては国内最大規模のスタジアムで、一番の特徴は、全て甲子園と同じ仕様に作られていること。

つまり、１軍と同じ環境で選手たちが練習・試合をできるのです。選手の練習を間近で見られると大好評で、連日多くのファンが訪れ、元気とパワーをもらっていました。

ラストを飾るのは、「姫路」。自慢は世界遺産の「姫路城」。別名“白鷺（しらさぎ）城”をもじった「姿が白過ぎ城（白鷺城）」という地元ジョークが飛び出すほどの愛されっぷりです。人気のレジャー施設「姫路セントラルパーク」にも注目。ドライブスルーサファリでは、ホワイトタイガーをはじめとするさまざまな動物を間近に感じられます。現在開催中の、筋肉でアトラクションに挑む珍イベント「ザ・マッスルライド」もおもしろそう。

『ちゃちゃ入れマンデー』（10月21日OA）尼崎「ゼロカーボンベースボールパーク」

次の勝負は「自慢の人だかりグルメ」。

西宮からはそのおいしさに思わず「むしゃむしゃ」と食べてしまう、名物“100年ハンバーグ”が自慢の「洋食むーしゃむーしゃ」が登場。四代続く門外不出のレシピで作る100年続いたハンバーグと曾祖父（そうそふ）の代から受け継がれたデミグラスソースは、連日満席・行列必至のおいしさなのだそう。

尼崎の「本格讃岐（さぬき）うどん穂乃香」の名物は、香川で修業した店主が作る“コシ強い系”の「肉ぶっかけうどん」（870円）。週末の昼には満席になる超人気店です。小麦の香り豊かな麺に、しょうゆベースの甘さ控えめのダシとしょうゆと砂糖のみで味付けした牛肉が絶妙。お客さんが言う通り、まさに「幸せの味」。

姫路の「とんかついわしろ」は、地元方言・播州弁で「めちゃくちゃ」という意味の「ごじゃ」うまいと、と評判の人気店。一番人気は「三角物語定食」（950円）。中央にエビフライを、両サイドにはちょっと珍しいミックス玉子とじのロースカツとチキンカツを添えた、まさに「三角関係」な豪華な一皿。オリジナリティあふれる秘伝の甘辛いダシの卵とじが濃厚で、カツのおいしさを引き立てます。

『ちゃちゃ入れマンデー』（10月21日OA）姫路「とんかついわしろ」

最後は、三都市それぞれの“これだけは言わせてほしい”「プチ自慢」”バトル。

西宮のプチ自慢は、小さなお子さんからおじいちゃんまで、誰もが見事に歌い上げられるほど地元民に愛される、西宮出身の人気アーティスト・あいみょん。彼女が通った喫茶店「ヘンゼルカフェ」はファンの聖地として毎日のように大勢のファンが訪れています。他にもあいみょんが利用した、めっちゃ低い「まんぼうトンネル」も聖地なのだそう。

「尼崎」からは、夫婦で手作りにこだわるご当地ソース「ワンダフルソース」を紹介。木樽（きだる）仕込みの酸味と甘味のバランスが絶妙で、風味豊かなソースには、スタジオからも感嘆の声が上がりました。

姫路からは、日本でここにしかない天然の坑道ラドン浴施設「富栖（とみす）の里」。鉱山跡を活用した極上のリラックス空間には、ラドンガスが生成され、温度約30℃、湿度約80％で保たれているので、免疫力アップなどの効果が期待できます。中には、12年間通っている人もいて、我が家に帰ったような気持ちだそう。