食べてみよか

大阪万博・チリパビリオン、ワインの無料試飲会を毎日開催

2025.06.08

大阪万博・チリパビリオン、ワインの無料試飲会を毎日開催
大阪・関西万博(大阪市・夢洲)。チリパビリオンでは毎日チリワインの試飲ができるのをご存知でしょうか?

西ゲートから近いセービングソーンの中にあるチリパビリオン。予約なしでいつでも入れてその気軽さがうれしいです。
決して大きくはないパビリオンですが、中に入ってまず目を引くのが、建物内中央部に張られた布「マクン」。200人ものマプチェ族の女性職人たちが万博のために編んだそうです。伝統的な織物「マクン」に覆われた空間の中に入ると、なぜか温かな心地のよさを感じます。これほど大きなものを編むのに何日かかったのでしょうね。ほぼ地球の裏側にある、チリの先住民族に伝わる織物文化を間近に見て触ることができます。
遠い国だと思っていても、実は日本とチリはとても関係深いのです。
先日、チリナショナルデーで来場したガブリエル・ボリッチ大統領はセレモニーのあいさつの中で「チリと日本は太平洋を挟んだ隣国です」と表現しました。確かにチリ沖で地震が起きると私たちは津波が到達するのかどうか心配しますよね。
つながりは自然だけではなく、サーモン、鉱物、ウニ、ワインなど日本がチリから輸入しているものも多くあります。
なかでもワインは2023年にフランスを抜き、チリワインの輸入量が1位となりました。(財務省関税局調べ)

ということで、実はチリパビリオンでは毎日チリワインの試飲会が開催されているのです。
時間は18時~19時の1時間を3部に分けて当日予約を受付け。毎日お昼ごろに会場内のスクリーンに当日のエントリーに関する情報が映されるほか、チリパビリオンの公式Instagram「expo2025chile」のストーリーズにも申し込み先URLが表示されます。
毎日約100名くらいの方が参加できるようになっていて、会場では赤ワインと白ワインのどちらかを選んで試飲できます。
提供されるワインは1週間くらいで銘柄が入れ替わるそうで、取材で訪れたときの赤ワインは首都・サンティアゴの西、カサブランカ・ヴァレーという海岸沿いのエリアで作られるピノノワール、白ワインはマウレ・ヴァレーという細長いチリ国土のちょうど真ん中あたりにあるエリアで作られるソーヴィニヨン・ブランとカルメネールのブレンドワインでした。
時にはブドウの蒸留酒・ピスコを提供したりとチリ各地の高品質な酒類を味わうことができるようです。

試飲会に参加した女性(30代)は「チリワインはスーパーで売っている1,000円以下の安い家飲み用のイメージ。だけど今日試飲したのはレストランで出してもおかしくないような味わいでビックリしました」と楽しそう。

大阪・関西万博 チリパビリオン
2025年5月

ちょっとしたおつまみも出してくれます。
万博を訪れる日が決まっている人はぜひチリパビリオンのワイン試飲会もチェックしてみて。

チリパビリオン公式Instagram https://www.instagram.com/expo2025chile/
miyoka
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