食べてみよか

金メダリストも愛するソウルフード、万博カナダ館で大人気

2025.06.22

金メダリストも愛するソウルフード、万博カナダ館で大人気
大阪・関西万博(大阪市・夢洲)のカナダパビリオン併設のカフェではカナダ人のソウルフード「プティーン」を販売。
背徳感たっぷりのこのメニュー、実はカナダ人オリンピック金メダリストも愛するファストフードなのです。
カナダ人のソウルフード「プティーン」 大阪・関西万博 カナダ館 2025年6月

カナダ人のソウルフード「プティーン」
大阪・関西万博 カナダ館 2025年6月

2025年6月22日(日)に、大阪・関西万博(大阪市・夢洲)の東ゲート近く、エンパワーリングゾーンに位置するカナダパビリオンで、2024年パリオリンピック・ブレイキンの金メダリスト、フィル・ウィザード(Phil Wizard)選手がパフォーマンスを行いました。
7月1日がカナダの建国記念日ということで、6月21日(土)から7月1日(火)までの「セレブレイト・カナダ・ウィーク」を盛り上げようと、オリンピックカナダ代表団のオフィシャルパートナーであるエア・カナダがフィル選手を招聘、1日限りのパフォーマンスを実施しました。
会場には多くのファンが集まり、金メダルを首から下げたフィル選手と記念撮影をするなど、大いに盛り上がりました。
関空からバンクーバーとトロント2都市への直行便を運行するエア・カナダは「食を通して関西の方にカナダの魅力を知ってもらい、興味を持ってもらえたら」とパビリオン横のカフェでプティーン専門店を運営しています。このカフェはカナダのナショナルデー(5月17日)にオープン。

プティーンはカナダ人にとってのソウルフード。揚げたてのフライドポテトにグレイビーソース(肉汁から作るソース)とチーズカード(立方体のフレッシュチーズ)をかけたファストフードです。
バンクーバー出身のフィル選手は、夜おなかが空いたときによく食べるそうで、スモークビーフをトッピングするなど、カナダ各地で創作プティーン料理があるのが楽しいと話しました。
カフェで提供されているのは「クラシックモントリオールプティーン」(1,500円)やシーフードをトッピングした「バンクーバープティーン」(2,000円)、ベーコンとカナダ産ステーキを乗せた「カルガリーロデオプティーン」(2,200円)など。同じくカフェで販売するオタワのビール「Civic Pilsner(シビックピルスナー)」(1,500円)やブリティッシュ・コロンビア州の赤ワインなどと合わせてぜひ食べてみてください。チーズがトロ〜っとやみつきになること必至です。
カフェに行列ができていてもファストフードなので意外と早くオーダーの順番が回ってきます。

また、カフェではカナダ産メイプルシロップのソフトクリーム(800円)やメイプルシロップを使ったお菓子も販売。
パビリオンに入らなくてもカフェ利用は可能で、営業時間は11時〜21時です。
さて、パビリオンの方ですが、これがまた楽しいのです。
建物の外観は川面の氷が溶け合う様子をイメージして作られています。

中に入ると、タブレットを1人1台貸し出され、暗い空間に9つの氷山が白く浮き上がっています。一見ただの氷山ですが、侮るなかれ。
タブレットをかざすとロッキー山脈やナイアガラの滝、トロントやモントリオールの街並みや少数民族のお祭り、はたまたオーロラまで見えてきます。タブレットは振動したり、音声が聞こえてくるので、街の喧騒やお祭りの音楽、動物の鳴き声などリアルにカナダを体験できる仕組みになっています。
意外なところにも映像が現れてくるので足元から天井まで、あらゆるところにタブレットをかざしてみて下さいね。
カナダパビリオンは事前予約も可能ですが、予約がなくても入場可能です。
miyoka
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