大阪・長居公園(大阪市東住吉区)の中に「BISTRO HOUSE PALPITANT(ビストロハウス パルピタン)」というビストロフレンチのお店が2025年4月にオープンしました。 大阪メトロ長居駅3番出口からすぐです。
これは産業機械メーカーのヤンマーホールディングス(大阪市北区)のグループ会社・ヤンマーマルシェが展開するレストランで、以前はフードコート型ファミリーレストランだった「YANMAR MARCHÉ NAGAI」を全面リニューアルしたお店です。
PALPITANT(パルピタン)とは、フランス語で「胸がときめく」という意味だそうで、その名の通りワクワクするようなお店を目指しているとのこと。
全国各地の食材をお店のスタッフ自ら納得がいくものを仕入れ、若いシェフによるアイデア豊かな料理が自慢。
店の内装は食材の色が際立つように白とグレージュを基調に、ところどころで野菜や植物の色をさすように小物をチョイスしています。
朝8時からのモーニングメニューは4種類。
「自家製ハムとエッグのベーグルサンド」(1,800円)はレギュラーメニューですが、その他の3種類は季節ごとに変わります。あくまで旬を味わってほしいとのこと。
7月から提供される「イチジクとカマンベールのタルティーヌ」(1,600円)は、ほどよい柔らかさのパンの上に、イチジクとカマンベールチーズ、生ハムと黒糖のクリームチーズがのっています。
この黒糖のクリームチーズはシェフのアイデアで、イチジクのさわやかさを邪魔しないように、控えめの甘さを足したい、ということで黒糖を使用しているとか。甘みもありますが、コクがプラスされている気がします。
添えられているのはトウモロコシの冷製スープ、キャロットラペと紫キャベツのラぺにグリーンサラダ。
このキャロットラペも感動モノです。ニンジンの歯ごたえが小気味よく、その理由はスライサーを使わずシェフが包丁で千切りにするこだわりのなせる業。
ボリュームたっぷりで栄養バランスも良く、なにより旬の食材をたっぷりいただけるのがうれしいですね。
「桃と紅茶のベーグルサンド」(1,800円)は紅茶「マルコポーロ」の「ボレロ」を混ぜたクリームチーズがたっぷり入っています。ホイップクリームも低脂肪のものをチョイスし、見た目より軽やかに仕上げられています。桃のみずみずしさと茶葉の風味が口の中に広がり、今まで食べたことがない口福感。こちらも7月から提供予定です。
どちらも飲み物がセットになっています。
終日カフェ利用も可能で、アメリカーノとカフェラテでは使用するコーヒー豆を変えるこだわりも。どちらにもキビ砂糖のシロップが添えられていて、甘みを足すというよりもコーヒーのコクをさらに引き出す感じで、ブラック党の方にこそ試してほしいシロップです。
お店は入り口からフラットで席間が広く、ベビーカーや車いす利用の方も快適に過ごすことができます。
またテラス席も用意されていて、こちらは犬連れの方にもおススメです。
モーニングは8時~10時、ランチは11時~15時、カフェは終日利用可能、9月以降はディナー営業も開始予定とのこと。楽しみが広がりますね。