【2026年最新・京都】秋の情景をあしらった「御朱印」季節限定の美しさ、京都府内のおすすめ3選

「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)のご詠歌切り絵朱印

「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)のご詠歌切り絵朱印

紅葉シーズンを迎える京都は、秋のおでかけ先として人気のエリアです。今回は、紅葉の名所めぐりとあわせて楽しみたい、秋限定の御朱印をご紹介します。京都観光の思い出にもなる美しいオリジナル御朱印を求めて、この秋はおでかけしてみませんか。

手書きの墨書き御朱印と花の切り絵御朱印を授与「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)

見開きサイズの「秋の特別拝観 墨書き御朱印『龍吟雲起』」/「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)

見開きサイズの「秋の特別拝観 墨書き御朱印『龍吟雲起』」/「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)

大本山妙心寺の塔頭寺院のひとつ「臨済宗妙心寺 大雄院」は、1603年に開創されました。建物は、徳川家康の側室であるお亀の方が家康から賜った伏見の屋敷を移築したもので、本堂には、江戸時代から明治にかけて活躍した日本画家・柴田是真(しばたぜしん)による襖絵(ふすまえ)が残されています。
11月の限定御朱印は、普段は非公開の庭園や襖絵が公開される「秋の特別拝観」に合わせて授与されます。見開きサイズの「秋の特別拝観 墨書き御朱印『龍吟雲起』」と、「千種の花の丸 切絵御朱印」の2種類があります。
「千種の花の丸 切絵御朱印」/「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)

「千種の花の丸 切絵御朱印」/「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)

「墨書き御朱印『龍吟雲起』は、特別拝観の期間中に限り、住職が一人ひとりに手書きの御朱印をお書きします。龍は仏法の護り神であり、水神として寺院の火除けをしてくれる、仏教寺院にとっては重要な意味を持つ存在です」(臨済宗妙心寺 大雄院)
「今回の特別拝観では歌人の木下龍也さんの短歌の展示会を同時開催いたします。短歌を詠むことを“吟ずる”とも申します。龍也さんの名前の“龍”に短歌を吟ずることにかけ“龍吟ずれば雲起こる”という禅語を御朱印にいたしました」(臨済宗妙心寺 大雄院)
切り絵御朱印には、襖絵「千種の花の丸襖絵」に描かれている花の丸図があしらわれています/「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)

切り絵御朱印には、襖絵「千種の花の丸襖絵」に描かれている花の丸図があしらわれています/「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)

切り絵御朱印には、襖絵「千種の花の丸襖絵」に描かれている花の丸図があしらわれています/「臨済宗妙心寺 大雄院」(京都市右京区)
一方、切り絵御朱印には、襖絵「千種の花の丸襖絵」に描かれている花の丸図があしらわれています。「今回の特別拝観のテーマは『独坐大雄峰』です。境内に咲く、“大雄院”という名がついた椿の花の丸図を切絵御朱印といたしました」とのこと。お庭にならんだ双子のわらべ地蔵さまもデザインされています。
【臨済宗妙心寺 大雄院】
住所:京都市右京区花園妙心寺町52
御朱印志納料:「龍吟雲起」1,500円(オンライン予約)、切り絵御朱印1,000円(予約不要、11月7日より授与)※どちらも11月29日(日)まで
秋の特別拝観:2026年11月7日(土)〜29日(日)・ 10時〜16時 ※11/8のみ14時閉門 拝観料大人1,000円、小中高生500円(予約不要)

色づいた紅葉(もみじ)と銀杏(いちょう)が舞う、秋らしい御朱印「護王神社」(京都市上京区)

「護王神社」(京都市上京区)の御朱印は、紅葉と銀杏が舞う秋らしいデザイン

「護王神社」(京都市上京区)の御朱印は、紅葉と銀杏が舞う秋らしいデザイン

京都御所の西側、烏丸通沿いに鎮座する「護王神社」。主祭神の和気清麻呂公(わけのきよまろこう)は、イノシシにまつわる伝説が残る人物で、境内には狛犬(こまいぬ)の代わりに「狛イノシシ」が置かれています。清麻呂公が足の腱(けん)を切られる大けがをしましたが、イノシシに守られながら旅を終えると、足の痛みが消えていたという伝説が残っています。このことから、現在も「足腰の健康にご利益がある神社」として信仰を集めています。
秋の限定御朱印は、紅葉と銀杏が舞う秋らしいデザインに、力強い墨文字が印象的です。社名と日付は手書きのため、一枚一枚異なる仕上がりに。なお、御朱印帳に貼って楽しむ貼付用のみの授与となります。
拝殿前には狛イノシシが置かれています/「護王神社」(京都市上京区)

拝殿前には狛イノシシが置かれています/「護王神社」(京都市上京区)

「紅葉と銀杏は神社と縁が深く、護王神社創建の地である京都・高雄山は紅葉の名所として知られています。明治時代に遷座した現在地には、見事な黄葉が見られる銀杏の大木が親しまれています。この縁深い紅葉と銀杏に、神社の神使であるイノシシを配し、より御神縁を感じていただけるデザインの御朱印となっています」(護王神社)
秋には銀杏の黄葉が楽しめます/「護王神社」(京都市上京区)

秋には銀杏の黄葉が楽しめます/「護王神社」(京都市上京区)

境内には、樹齢数百年といわれる銀杏の大木が6本あり、秋には美しい黄葉が楽しめます。
【護王神社】
住所:京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
参拝時間:6:00〜21:00
秋の御朱印授与期間:10月中旬~11月30日
秋の御朱印初穂料:500円

法然上人のご詠歌がつづられた6色のオリジナル御朱印「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)

紅葉のトンネルが美しい「もみじ参道」/「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)

紅葉のトンネルが美しい「もみじ参道」/「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)

長岡京市の西山のふもとに位置する「西山浄土宗 総本山光明寺」は、浄土宗の開祖・法然上人の弟子によって創建されました。紅葉の時期には「紅葉の特別入山」が開催され、境内の美しい紅葉が特別に公開されます。「もみじ参道」は、約200メートルにわたって約250本のもみじが植えられていて、友禅染のように色鮮やかな紅葉のトンネルは圧巻です。
「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)のご詠歌切り絵朱印

「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)のご詠歌切り絵朱印

紅葉をデザインしたオリジナルの限定ご詠歌切り絵朱印には、法然上人が四国へ流罪となった際に、関白・九条兼実公が別れを惜しんで詠んだ歌への返歌「露の身は ここかしこにて 消えぬとも こころは同じ 花のうてなぞ」がつづられています。
その意味は、「私たちの命は、露のようにはかなく、いつ尽きるとも限りませんが、念仏を称える者は必ず極楽浄土に往生し、蓮華(れんげ)のうてな(台座)の上で再び会うことができるのです」というものです。
キラキラと輝く透明の「みまもり」も人気です「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)

キラキラと輝く透明の「みまもり」も人気です「西山浄土宗 総本山光明寺」(京都府長岡京市)

切り絵御朱印は全6色。以前は秋限定でしたが、現在は通年で授与されています。参拝したときの気持ちに合わせて、お好みの色を選んでみてはいかがでしょうか。また、キラキラと輝く透明のお守り「みまもり」(1,200円)も全15色あり、人気を集めています。
【西山浄土宗 総本山光明寺】
住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
紅葉の特別入山期間:2026年11月14日(土)〜12月6日(日)
紅葉の特別入山時間:9:00〜16:00
紅葉の特別入山料:一般1,000円、中高生500円
御朱印:ご詠歌切り絵朱印800円
取材・文/太田浩子
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