草彅剛主演の月10ドラマ『
終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜よる10時)。このドラマは、遺品整理人の鳥飼樹(草彅剛)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添い、遺品に込められた故人の最期のメッセージを解き明かすヒューマンドラマ。また、せつない大人の恋や大企業を舞台に繰り広げられる不穏なサスペンス要素も描かれるオリジナルストーリー。
第5話では、両親のことを知りたいという真琴(中村ゆり)の願いで、樹と真琴が、こはる(風吹ジュン)の愛した佐々木俊介(加治将樹)の足跡をたどって伊豆へ。
ラストシーンでは、発熱した真琴を旅館の一室で介抱する樹の傍らで真琴のスマホが執拗に鳴り続け、樹が利人からの電話に出るという修羅場を予感させる展開に。
懐かしい昭和のメロドラマを彷彿とさせるこのシチュエーションに、
SNSでは
「利人からの電話に出てしまう誠実な鳥飼樹さん…」
「素直に電話とるんじゃないよ…いやーードロドロ」
「出るのかよ…樹さん…!これはもう次回修羅場確定すぎる…」
と大盛り上がり。やましい気持ちがないが故に電話に出た、樹のあまりに実直な行動に衝撃を受ける人が続出した。
さらに、海斗(塩野瑛久)の涙とまっすぐな思いが届き、ゆずは(八木莉可子)が母親と決別するシーンにも多くの反響が寄せられ、海斗がゆずはの手をとって街を疾走、強がるゆずはを諭す場面では、
「矢作チーフの言葉が私の胸に響きました」
「海斗の真剣な言葉、真剣な態度、真剣な涙。全部嘘がなかったからこそ、ゆずはちゃんに伝わったんだろうな」
と、心が壊れかけていたゆずはを救った海斗に賛辞が贈られ、「#終幕のロンド」がXの日本トレンド1位になるなど反響があった。
今夜放送の第6話では、妻の電話に出た樹に静かな怒りをたぎらせ、自分の不倫はさておき、妻の不貞を疑う利人の様子が描かれる。
第3話の放送終了後には、国仲涼子演じる編集者・森山静音と逢瀬を重ねる利人に非難の声が集まる一方で、「クソ男っぷりが好き」「要潤はそうこなくちゃ」と、大企業の跡取り息子による愚行という“悪い男”の典型に、物語の波乱を期待する声も高まった。
それについて、利人を演じる要潤は、「ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要です。ストーリーを際立たせる悪役、敵役の存在感が薄いとドラマに厚みが出ませんから、心して演じるようにしています。視聴者のみなさんの声が多いほど成功なのかな、と感じています」とコメント。
しかし、同じ男性としては利人に厳しい目を向けているようで、「個人的には悪い利人が会社でのハラスメントを受ける度、ざまぁみろと思っています」と、利人に同情の余地はないとキッパリ。
一方、劇中では絵に描いたような悪者家族の御厨家も、スタジオの外で役から離れると一転、仲が良いそうで、「いつも同じ控室で集まってご飯を食べたりしています。村上(弘明)さんと小柳(ルミ子)さんが率先して会話を展開して下さり、とても話題が豊富なので笑いが絶えません」と舞台裏を明かした。
最後に第6話の見どころを聞くと、「利人は樹と真琴の関係をいよいよ本格的に疑う展開になり、夫婦関係にさらなる亀裂が入ります。ひとつのボタンの掛け違いが、更なる展開を呼び寄せることに。これからますます見ごたえある展開になります」と、樹と真琴による“大人の恋”が動き出し、利人の心をさらにザワつかせることを示唆した。
要潤 コメント全文
Q.要さんが思う『終幕のロンド』 の魅力を教えてください。
このドラマは様々なテーマが入り組んでいます。高齢化社会、企業内ハラスメント、そして大人のラブストーリーなど、あらゆる角度の見方があることで、ストーリーの着地点を回を追うごとに想像させられる、次の話が気になる、ということが魅力だと思います。個人的には悪い利人が会社でのハラスメントを受ける度、ざまぁみろと思っています。
Q.これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? 3話終了後、利人の裏切りに「ひどい!」「衝撃すぎた…」との声がありながら、要さんが演じていることで「クソ男っぷりが好き」「要潤はそうこなくちゃ」という盛り上がりがありました。それは要さんが“悪い男”を演じていることで、“何かある”期待・魅力だなと思うのですが、ご本人としてはどのように受け止めていますか?
ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要です。ストーリーを際立たせる悪役、敵役の存在感が薄いとドラマに厚みが出ませんから、心して演じるようにしています。視聴者のみなさんの声が多いほど成功なのかな、と感じています。
御厨家は役の上ではバラバラですが、役を離れると皆仲良しで、いつも同じ控室で集まってご飯を食べたりしています。村上さんと小柳さんが率先して会話を展開して下さり、とても話題が豊富なので笑いが絶えません。小柳さんとLINEを交換しました。
Q.撮影を乗り切る要さん自身のリラックス方法を教えてください。
料理が好きなので、夜帰宅したら黙々と何かを作ります。大変な撮影を終えた日にそれが冷蔵庫にあると思うと、どんなことでも乗り切れます。
Q.6話の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
利人は樹と真琴の関係をいよいよ本格的に疑う展開になり、夫婦関係にさらなる亀裂が入ります。ひとつのボタンの掛け違いが、更なる展開を呼び寄せることに。物語は中盤に差し掛かりました。これからますます見ごたえある展開になりますので、引き続きお楽しみ下さい。
<11月17日(月)放送 第6話あらすじ>
鳴り続ける真琴(中村ゆり)のスマホに意を決して出た樹(草彅剛)は、電話口の利人(要潤)に状況を説明して謝罪。不快感を露わにする利人から、真琴の熱が下がったらすぐに帰すよう言われる。
翌朝、熱こそ下がったものの真琴の体調が心配な樹は、利人との約束もあり、一度東京に帰ろうと真琴を諭す。しかし、せっかく伊豆まで来たのだからと、こはる(風吹ジュン)の思い出の文箱を作った工房へと急ぐ真琴。その道すがら、樹が利人からの電話に出て、外泊の理由を説明したことを伝えると、真琴はなぜか怒り心頭。そこには、ある理由があって…。
文箱を作った先代の息子・竹澤(飯田基祐)は、こはると真琴の父・佐々木俊介(加治将樹)のことを覚えていた。竹澤によると、40年前のある日、突然工房にやって来た佐々木は先代に弟子入り。一方で、“夫婦”は海の近くの一軒家を購入し、仲睦まじく暮らしていたという。ところがある日、思いもよらない出来事が起き、愛し合っていた2人は離れ離れに。その話を聞いた樹と真琴は絶句する。
東京では、樹が真琴と伊豆に一泊したことを知った同僚たちが、2人を話のタネにして盛り上がっていた。そんななか、磯部(中村雅俊)に任された花壇の手入れを終えた碧(小澤竜心)の元に、昔の仲間から一通のメールが届いて!?
<作品概要>
【タイトル】 『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』
【放送枠】2025年10月期 毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【出演】 草彅剛 中村ゆり
八木莉可子 塩野瑛久 長井短 小澤竜心 石山順征 永瀬矢紘 /
要潤 国仲涼子 古川雄大 月城かなと / 大島蓉子 小柳ルミ子 村上弘明
中村雅俊 風吹ジュン
【脚本】 高橋美幸
【音楽】 菅野祐悟
【主題歌】 千葉雄喜 「幸せってなに?」 (Warner Music Japan)
【プロデューサー】 河西秀幸 三方祐人 阿部優香子
【演出】 宝来忠昭 洞功二
【演出・プロデューサー】 三宅喜重
【制作協力】ジニアス
【制作著作】カンテレ
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