来年1月の月曜よる10時からスタートするカンテレ・フジテレビ系全国ネットドラマ
『夫に間違いありません』。このたび、桜井ユキ、宮沢氷魚が物語のキーとなる重要人物として出演することが決定した。放送は1月5日(月)から開始する。
本作は、松下奈緒演じる主人公・朝比聖子が夫の遺体を誤認し、保険金を受け取った後に死んだはずの夫が帰還するところから始まる、人の心の醜さや美しさがあらゆるところにちりばめられたサスペンス作品だ。子どもたちの生活と幸せを守るために妻が下す決断が家族の日常をむしばんでいく様子をリアルに描く。主人公の生活に大きく影響するのはどんな人物たちなのか――。
一人で家族を支え続ける聖子と似た境遇の女性・葛原紗春。彼女もまた行方不明中の夫の帰りを待ちながら、ひとりで幼い娘を育てている。スナックの2階に住まわせてもらいながら、店の手伝いもしており、聖子とは行方不明者を持つ家族の会で出会い、交流を始めていく。
その紗春を演じるのは、桜井ユキだ。今年の春に放送された、NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』では、病気の悩みと向きあいながらも周囲の人たちとの日々を通じて幸せに気づく主人公を好演し、話題となった。映画やドラマと話題作に次々と出演し、定評ある演技力でシリアスからコミカルまで役の幅を広げている中、本作の危うい雰囲気を持った紗春をどのように演じるのか期待が高まる。
そして、劇中の怪しい人物たちの行動を追い続けるゴシップ雑誌のライター・天童弥生。かつては大手新聞社で記者としてエリートコースを進んでいたが、ある問題を起こしてクビになったという過去がある。洞察力や観察力に長け、取材対象をとことん追い詰めて真相をあぶり出そうとする姿勢が、物語の展開に影響を与えていく。
その天童を、宮沢氷魚が演じる。ファッション界や舞台においても活躍する宮沢もまた、その表現力への評価が年々高まっている。上述『しあわせは食べて寝て待て』をはじめ、今年はドラマの出演が4本、映画は2本と、勢いが止まらない。柔らかさと芯の強さを持ち合わせた演技で本作を盛り上げていく。
「善悪って何だろう」「人を信じるって何だろう」ということを深く考えさせられるドラマです。大切なものを守ろうとするときの人間の底力や強さって、危うさもあるんですけれど、すごく美しいと私は思うんです。ハラハラドキドキする展開もたくさんありますが、それ以上に心に響くものがたくさん詰まっている作品ですので、このドラマに翻弄されながら楽しんでいただけたらうれしいです!
>“葛原紗春”はどんな印象?
たくましい女性という印象です。でも、それは弱さがゆえのたくましさのようにも思います。これまでの人生で背負ってきた様々な出来事を抱えながらも、大切なものを守るためにパワフルに生きている女性です。視聴者の皆さんに愛していただける役になるよう、愛を持って演じたいです。
嘘だらけの世の中で真実を突き止める人物、天童を演じます。謎の多い人物ですが、徐々に彼の過去が明らかになっていきます。物語は最後まで先の読めないヒリヒリする展開が繰り広げられます。物語に翻弄されながら、登場人物と共に難題を乗り越えていただけたらうれしいです。この作品を通して、皆様が少しでも顔を上げて、堂々と生きていけたら幸いです。
【タイトル】『夫に間違いありません』
【放送枠】2026年1月5日(月)スタート
毎週月曜よる10時~(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【出演】松下奈緒、桜井ユキ、宮沢氷魚 ほか
【脚本】おかざきさとこ
【音楽】桶狭間ありさ
【プロデューサー】近藤匡、柴原祐一
【演出】国本雅広、安里麻里、保坂昭一
【制作協力】ダブ
【制作著作】カンテレ