アン ミカ「心が揺れる未来体験」と語る、アンドロイド・オペラの魅力
5月16日(土)に大阪・フェスティバルホールで開催されるオペラ公演『渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」—Deconstruction and Rebirth— 解体と再生—』。同公演は、AIが搭載された「世界一美しいアンドロイド」のアンドロイド・マリアが歌唱し、生のオーケストラ、ピアノ、電子音、映像、1200年の歴史を持つ仏教音楽の声明(しょうみょう)と融合する革新的なオペラ作品。コンセプトと作曲を、音楽家・渋谷慶一郎が担当しています。
4月15日に放送される情報番組『ピーチケパーチケ』(カンテレ/関西ローカル)では、そんな『アンドロイド・オペラ「MIRROR」―解体と再生―』を紹介。渋谷と親交があり、2025年11月の東京公演も鑑賞したアン ミカ(モデル・俳優・歌手)がゲストで登場し、見どころを語りました。
4月15日に放送される情報番組『ピーチケパーチケ』(カンテレ/関西ローカル)では、そんな『アンドロイド・オペラ「MIRROR」―解体と再生―』を紹介。渋谷と親交があり、2025年11月の東京公演も鑑賞したアン ミカ(モデル・俳優・歌手)がゲストで登場し、見どころを語りました。
アン ミカ
『ピーチケパーチケ』(2026年4月15日放送/カンテレ)
アン ミカは、夫であるセオドール・ミラーさんと渋谷が30年来の付き合いがあったことから、食事などを共にしているそう。番組冒頭では、「おめでたい誕生日などの会があると、どんなに忙しくても“10分だけでも”と顔を出してくださるんです。心で動く方です」と渋谷の人柄について明かします。
渋谷慶一郎(音楽家)
Photo:Naoki Takehisa
その渋谷が生み出した今回の『アンドロイド・オペラ「MIRROR」— 解体と再生—』について、アン ミカは「心動かされる、心が揺れる未来体験ができました。テクノロジーなんですけど、むっちゃ人間的。人間って、生まれたらすぐ死に向かっているじゃないですか、考え方として。普遍的なテーマの愛、喪失、死などが音や空間、人間と交わって、初めて見る化学反応で包み込んでくれる」と感銘を受けたそう。
続けて「AIの無機質な声が(音楽と)一緒になると、心の中の古い(記憶がよみがえり)、“あそこで泣いたな”“このときにこんな曲歌っていたな”と琴線を鳴らしてくれる。切なさと、温かさがあるんです」とAIの歌声に抱くイメージも大きく覆されたとコメント。
それを聞いて、番組MCの兵動大樹は「ほんまにコアな部分を震わせてくれるような歌声を、渋谷さんがそういうふうに作り上げていらっしゃるんでしょうね?」と尋ねると、アン ミカも「渋谷さんは、痛みや喪失感を知っている方だと思う。」と、長年かけてマリアさんの死と向き合った渋谷だからこその内容なのかもしれないと語ります。
『ピーチケパーチケ』(2026年4月15日放送/カンテレ)
左:兵動大樹
右:アン ミカ
「心の深いところが癒されて心地いい」
そしてさらに『アンドロイド・オペラ「MIRROR」— 解体と再生—』の魅力について掘り下げられ、「1200年の祈り×最先端のテクノロジー」というテーマに関しては、アン ミカは「1200年の祈りというところは、やっぱり仏教音楽の声明ですね。AIとお坊様の声明の素晴らしすぎるコラボレーション。体に楽器と祈りが込められている音と、最先端のテクニック、テクノロジーが重なって、時空、時間を超えた対話を見ているような感じ」と話します。
『渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」—Deconstruction and Rebirth— 解体と再生—』
Photo:Naoki Takehisa
「振動や音による没入感で細胞が揺れる感じ」
続いて「五感すべてで作品を浴びる“非日常体験”」というテーマでは、「客席側にも、オーケストラの方の演奏者や声明による歌唱が配置されています。いろんなところから音を体感できて、包まれる。音の中に自分がいるみたいな感覚。(音を)浴びているんです」と、これまでにない音の体験ができると語ります。
「テクノロジーは思いや愛情を未来につなぐツールになりうる」
そして最後に「アンドロイド・マリアのモデル」について。アンドロイド・マリアのモデルとなったのは、渋谷の妻で2008年に30歳で亡くなったマリアさんだ。アン ミカは「本当に呼吸をしながら、渋谷さんと対話されているという感じが、音楽を通じて印象的に伝わってきます」とし、「人間と機械の会話なんですけど、哲学的で詩的ですごくナチュラル。みんなが思っているAIとの会話じゃないんです。“命とはなに?”“存在とはなに?”と静かに問いかけてくる。心の内側をのぞかれているような、不思議な時間」とマリアの存在に心が奪われ、「AIの進化という言葉で片付けていいのか?」と疑問も芽生えたとのこと。
『渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」—Deconstruction and Rebirth— 解体と再生—』
Photo:Kenshu Shintsubo.
アン ミカの解説を聞いていた番組出演者の浦陸斗(AmBitious)も「人間の心として一個、成長できるような気がしますね」と同公演に興味津々。アン ミカも頷きながら「心の成長。録音した声が流れるのではなく、AIが歌うんです。お声はびっくりします。癒される声です」と公演のポイントを強調しました。
アン ミカ
『ピーチケパーチケ』(2026年4月15日放送/カンテレ)
『渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」—Deconstruction and Rebirth— 解体と再生—』について紹介する『ピーチケパーチケ』(カンテレ/関西ローカル)は4月15日(水)深夜1時15分より、再放送は18日(土)午前5時25分より放送。
『ピーチケパーチケ』(2026年4月15日放送/カンテレ)
左から関純子アナウンサー、兵動大樹、アン ミカ、浦陸斗(AmBitious)
★公演情報
渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」—Deconstruction and Rebirth—解体と再生—
【日程】2026年5月16日(土)
【会場】フェスティバルホール
【出演】渋谷慶一郎(p、エレクトロニクス)/アンドロイド・マリア(vo)/高野山声明/大阪フィルハーモニー交響楽団(ゲストコンサートマスター:成田達輝)
https://www.ktv.jp/event/mirror/
渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」—Deconstruction and Rebirth—解体と再生—
【日程】2026年5月16日(土)
【会場】フェスティバルホール
【出演】渋谷慶一郎(p、エレクトロニクス)/アンドロイド・マリア(vo)/高野山声明/大阪フィルハーモニー交響楽団(ゲストコンサートマスター:成田達輝)
https://www.ktv.jp/event/mirror/
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