『カコトミライト』 60秒×5本のドラマーシャルが生まれた理由【プロデューサーインタビュー】
2023.09.16
出演は目黒祐樹さん、丘みつ子さん、白石康介さん。そして、大阪発エンタメジャズバンド「Calmera(カルメラ)」(現在活動休止中)から派生した、クラリネットとピアノのデュオ「シカキム」(CL:辻本美博/Pf:PAKshin)がこの企画のためにオリジナル曲を制作し、ドラマを彩ります。
この企画は「ドラマーシャル」という新しいジャンルで、ドラマとコマーシャルが一体化したものです。プロデュースするのはカンテレ・東京メディアビジネス部の加藤圭悟と谷口文乃の二名。なぜこの企画が生まれたのか話を聞きました。
「テレビ視聴者に楽しんでもらいながら、スポンサーのブランディングに寄与できるような新しい企画にチャレンジしたい!」と以前から考えていました。同じ志を持つ広告代理店の方と会話をしていく中で今回の企画が生まれました。連続ドラマと連動したオリジナルCMは近年よく見られますが、今回のように連続した物語でかつ、1日で全話放送されるというのは、これまでにない、初めての試みだと思います。
-なぜドラマ仕立てにしたのですか?
ドラマには、ストーリーや演者の力で視聴者の心を大きく動かす力があると感じています。スポンサーの商品やサービスが、生活の一部として自然に表現でき、ポジティブな印象を持ってもらえる一番良い方法ではないかと考えました。
-どのように企画が進んでいったのですか?
9月18日(敬老の日)に放送日を設定したことは1つのこだわりです。監督から「敬老の日にちなんで、主人公がある日突然おじいちゃんになってしまい、その姿で実の祖母と出かける時間を通して大切な事に気がついていく、というストーリーはどうか?」というアイデアをいただき、早い段階でストーリーが決定しました。その大筋の中で、どんなスポンサーの商品・サービスなら自然にストーリーに繋げられるか、より魅力的に紹介できるかをチーム全員で議論しながら、今回のドラマが完成しました。
近年、「テレビ離れ」という言葉を耳にすることが増えてきました。しかし、今回の企画を進めていく中で、まだまだテレビの力に期待していただいていることを肌で感じたこと、チーム一丸となり、「テレビを通して、みんなが幸せになる作品を届ける」という熱い気持ちで取り組めたこと、全てが楽しい時間でした。
番組情報
9月18日(月・祝)
次の各番組のCM枠にて1話ずつ放送(関西ローカル)
『めざましテレビ』(午前7時20分ごろ)
『よ~いドン!』(午前11時10分ごろ)
『ぽかぽか』(午後12時50分ごろ)
『絶対零度(再)』(午後3時50分ごろ)
『ネプリーグ』(午後7時20分ごろ)
【300秒フルバージョンの放送】
9月17日(日)深夜1時29分から(関西ローカル・番組編成の都合により変更の場合あり)
9月18日(月・祝)午前6時からTVerで配信
【あらすじ】
幸歳(白石康介)は新卒で入った会社を退社し、現在就活中の23歳。そんな幸歳の元に母から電話がかかってくる。祖母である明日香(丘みつ子)が遊びにやってくることを聞いてしぶしぶ了承する幸歳であったが、翌朝、幸歳の身体に異変が起きていた…。
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