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パリ五輪開催の影にフランス軍あり【海外特派員リポート】 

2024.09.28

パリ五輪開催の影にフランス軍あり【海外特派員リポート】 

【独自取材】パリ五輪 “無事開催”の影にフランス軍あり 

パリから南へ車でおよそ1時間。ブレティニー・シュル・オルジュという街にあるフランス軍の基地です。
セバスチャン・ル・ベラー大佐が1ヶ月半に及んだオリンピック、パラリンピックの舞台裏を明かしてくれました。
実は熱戦が繰り広げられている中、軍が大型輸送トラックなどを駆使して合わせて1万8,000km、700を超えるコンテナを運搬していました。
コンテナの中にあったのは、オリンピックの警備などのために全国から集められた舞台が使うテントや食料の数々です。設営から撤収まで綿密なスケジュールを立てて遂行していました。
これはパリ近郊に設置されたものとしては、第ニ次世界大戦以降で最大の軍事キャンプとなりました。

今回オリンピックの競技会場となったのは、世界有数の観光名所ばかり。
期間中は、テロの脅威が常に意識され、パリ市内の通りや駅は兵士や警察官であふれ、ネズミ1匹見逃さない警備体制を敷いていました。
オリンピックで生まれた大会新記録は125。パラリンピックで生まれた大会新記録は202。
記録のかげには、大会を無事に運営し、守るための軍の奮闘もありました。

【独自取材】パリ五輪 “無事開催”の影にフランス軍あり  【関西テレビ・newsランナー】

miyoka
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