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「ウラ万博」で盛り上がる大阪・万博会場周辺のグルメ事情

2025.05.03

「ウラ万博」で盛り上がる大阪・万博会場周辺のグルメ事情
5月3日(土)の『ウラマヨ!』は、ついに開幕した大阪・関西万博(主催:2025年日本国際博覧会協会)の“会場周辺の街”で探した人気スポットや、万博期間中しか食べることのできない豪華なグルメなどを紹介する【街デミー賞 大阪・関西万博周辺エリア】を放送。
ノミネートされた4つのスポットのうち、59店舗が参加する“ウラ万博”についてお届けします。
2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。“いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマに158の国と地域が参加していて、初日には約12万人が来場。日本国際博覧会協会は半年の開催期間中、約2,820万人の来場者が見込んでいます。
経済効果は約3兆円と算出されていますが(経済産業省調べ)、その万博で盛り上がる中“ウラ万博”なる企画を立ち上げ、会場周辺の街を活気づけている仕掛け人が…。
「靴から全部ミャクミャクでいかせていただいてます!」と元気いっぱいの実行委員長・牧香代子さんです。
普段から万博の公式キャラ“ミャクミャク”をレイのように首にかけ、赤と青ツートンカラーのスニーカーでキメているそうで、「めちゃくちゃ声かけられますね。特に最近はこのミャクミャクのシューズを見て“これどこで買ったの!?”とか“EXPO!”とか外国の方にも声をかけられます」と手ごたえを感じている様子。
本題のウラ万博について聞いてみると、「オモテの万博は此花区という所に会場があるんですが、その裏手に当たる住之江区、港区、大正区というベイエリアの3区で此花区の万博を応援しようということで“ウラ万博”と名付けました(笑)」とのことで、世紀の一大イベントに“乗っかって”いき、さらなるビッグウェーブを生み出していくという狙いがあるようです。
加盟しているのは59店舗。区内の至る所に冊子が置かれ、店舗の情報が分かるようになっています。牧さんがオーナーである天保山の人気店“創作寿司 ひかり”をはじめ、中国料理店に定食屋さん、ラーメン店からおしゃれなカフェまで様々な飲食店が参加。中には限定メニューを出すお店もあるそうで…。
「こちらがミャクミャクたこ焼きです!」

“たこ焼き王国”で、牧さんが出来栄えを直接チェックしていた、その名も“ミャクミャクたこ焼き”は、目玉焼きを囲むように8個のたこ焼きが丸く配置され、マヨネーズで目を表現。周りには岩塩をかけ、味をととのえています。
店主の北村昂大さんは「参加して一番良かったって思うのが、(飲食店同士の)横のつながりがすごく広がったことですね。とてもうれしく、楽しいです」と、早くもウラ万博を通じて生まれた3区の連帯感に満足しているようでした。

ウラ万博では、こうした限定メニュー以外に<割引リストバンド>という企画も実施。500円のリストバンドを買うと参加店舗で限定サービスが受けられるというもので、開幕に合わせたイベントでは3,980円の海鮮丼が1,500円という破格が話題に。また“グランドプリンスホテル大阪ベイ”や、創業80年以上の老舗“赤丸食堂”など3区の人気店も加盟していて、リストバンドの提示でお得な割引等があるとのことです。
牧さんは「この南港エリアは今高齢化が進んでいて、かなり人口も減ってきている状況です。本当にいい街だし人もいいので、これをきっかけにまた新たにつながって、住んでもらえるようないい街にしたいなと思います」と語り、飲食店から輪を広げ、もっと地元を盛り上げていきたいと笑顔を見せていたのでした。
番組では、スタジオに登場した牧さんが、今回の企画の誕生秘話など“ウラ万博の裏側”について明かすほか、万博に行ったついでに寄ってほしい周辺エリアの魅力的なグルメやスポット等の情報が盛りだくさんでした。
miyoka
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