3日深夜に放送されたカンテレ『千原ジュニアの座王』(毎週金曜深夜0時45分 ※関西ローカル)で5年ぶり2度目のとなる特別大会「お笑い最弱王決定戦『土下座王』」が開催され、『座王』最弱の芸人“土下座王”が決定した。
普段の『座王』といえばイスを奪い合い"面白かった人が勝ち残っていく番組"。
だが、今回の”土下座王”ではそれとは逆の"面白くないほうが負け残るシステム。最後まで負け残った1名がもっとも面白くなかった“土下座王”となり「面白くなくて申し訳ございませんでした」と土下座で謝らなければいけない。そんな芸人にとって屈辱的な“土下座王”の称号をかけて、ここ最近『座王』での成績が芳しくないメンバー10人が激突した。
筆頭は初代 “土下座王”となり、そこから約5年間勝ち星がない、女と男 市川。そして100勝を目前にしながら、1年以上勝利をつかめず番組史上最多16連敗中のミサイルマン 岩部、自称“カリスマ”ながら12連敗と勝ち星から遠ざかっているぱーてぃーちゃん すがちゃん最高No.1が参戦。さらにオープニングトークで大口をたたいては初戦で即敗退、という流れが恒例化しているザブングル加藤とカカロニ 栗谷。また、お笑い賞レースのチャンピオンながら『座王』では奮わない銀シャリ 鰻とお見送り芸人しんいちが登場。他にも、や団 ロングサイズ伊藤、ちゃんぴおんず 日本一おもしろい大崎、など“土下座王=最弱王”の候補として錚々(そうそう)たる顔ぶれが集結した。
そんな『土下座王』を審査するのは、フルーツポンチ 村上。村上は、『土下座王』企画の発起人で、5年前は“弱い芸人代表”として『土下座王』に参戦した。しかし、昨年は年間最多の4回“座王”になるなど、数々の優勝経験を誇る、まさに“土下座王”から“座王”へはい上がった男、村上。
ついに『座王』で自身初となる審査委員長を務めることになり「審査員をやれるのか…」と自らのジャッジに不安を口にした村上。だが、それも束の間、審査委員長の席からスタジオを見渡し「メンバーを見たらやれそうです」と言い放ち反感を買っていた。
最初にイスに座れず、初戦を戦うことになったのは、カカロニ 栗谷。いつもオープニングで大口をたたいては即負けするという伝統芸を持つ栗谷だが、同じく“かみつきキャラ”のザブングル加藤と【大喜利】で対決。 お題は「スタジオにいる誰かの肩をたたいて嫌なことを言ってください」と一風変わったもの。二人はライバル・や団 ロングサイズ伊藤と女と男 市川へ強烈な毒を吐き出し、波乱の幕開けとなった。
他にも、お題【有名人】では、木村拓哉のモノマネ芸人・広燈が登場。カカロニ 栗谷とお見送り芸人しんいちがそれぞれ考えた「木村拓哉が絶対に言わないであろう一言」を、広燈が木村拓哉になりきって披露。滅多に見ることができない「スベる木村拓哉」が出現した。
勝てば天国、負ければ地獄。そんな『座王』の激闘をいつもよりボリュームアップした40分拡大SPで放送した『土下座王』はもっとも面白くない“土下座王”となることを恐怖する芸人から、本気の涙と魂の叫びが飛び出すほど大荒れに。 爆笑あり、号泣あり、感動も土下座もありとドラマチックな展開となった5年ぶりの『土下座王』は、TVerにて10月10日(金)23時59分まで見逃し配信中。
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