劇団四季『ノートルダムの鐘』大阪初上演、寺元健一郎「今こそやる意義ある」、宮田愛「人間の光と闇を問う舞台」【取材会レポート】
劇団四季の『ノートルダムの鐘』が7月22日(水)から2027年2月7日(日)まで大阪四季劇場(大阪市北区)で上演されます。主人公のカジモドを演じる寺元健一郎さんと、放浪の踊り子エスメラルダ役の宮田愛さんが4月13日、同劇場で作品への思いや意気込みを語った様子をレポートします。
『ノートルダムの鐘』の巨大ポスターの前に立つ寺元健一郎さん(左)と宮田愛さん(4月13日撮影、大阪四季劇場)
■15世紀パリを舞台に描く 愛と葛藤の人間ドラマ
同作は、15世紀末のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住むカジモド、その彼を密かに世話する大聖堂大助祭フロロー、同警備隊長フィーバス、そして3人が愛してしまう娘エスメラルダが織りなす人間ドラマです。ビクトル・ユゴーの小説を原作に、ディズニーがミュージカル化。日本では劇団四季が2016年に初演し、京都・横浜・名古屋・福岡と上演を重ねましたが、大阪での上演は今回が初めてとなります。
©Disney 撮影 上原タカシ(これまでの公演より)
■体力勝負のカジモド役 鍛錬重ね舞台へ
2019年から孤独な青年・カジモド役を演じる寺元さんは「自分とは違う他者を受け入れるという平和のメッセージが強い作品。いまの世界の状況を見ても、やる意義を感じている」と語ります。
生まれつきの障害を抱え、人と異なる容貌ゆえに周囲から隠されて育ったカジモド。「舞台上では、ずっと体や顔をゆがめ、膝を曲げ続けなければならず、体力勝負。すでに下半身中心に筋トレをやっている」と明かし、役に懸けるストイックな一面ものぞかせました。
生まれつきの障害を抱え、人と異なる容貌ゆえに周囲から隠されて育ったカジモド。「舞台上では、ずっと体や顔をゆがめ、膝を曲げ続けなければならず、体力勝負。すでに下半身中心に筋トレをやっている」と明かし、役に懸けるストイックな一面ものぞかせました。
『ノートルダムの鐘』に出演する宮田愛さん(左)と寺元健一郎さん(4月13日撮影、大阪四季劇場)
■宮田愛が語るエスメラルダ像 強さと優しさを体現
一方、7年ぶりにエスメラルダ役に挑む宮田さんは、「権力にも屈せず、偏見を持たず、自分の意思を伝えられる女性。弱い立場の人にも寄り添える優しさと強さをあわせ持っています」と役柄を紹介。「人間の光と闇を正面から描いた作品です。“自分らしさとは”、“自分と他者とは”などを考えるきっかけになれば」と呼びかけました。
■名匠が集結 荘厳な音楽と圧巻の演出
『ノートルダムの鐘』の取材会に出席した宮田愛さん(左)と寺元健一郎さん(4月13日撮影、大阪四季劇場)
音楽は『アラジン』や『美女と野獣』を手掛けたアラン・メンケン、演出は『ゴースト&レディ』で知られるスコット・シュワルツが担当。16人の聖歌隊が織りなす荘厳なハーモニーと、観る者の想像力をかき立てる演出が、物語世界へと深く誘います。
壮大な音楽と心を揺さぶるドラマが融合した舞台は、この夏、大阪の劇場に新たな感動をもたらしてくれそうです。
壮大な音楽と心を揺さぶるドラマが融合した舞台は、この夏、大阪の劇場に新たな感動をもたらしてくれそうです。
取材・文/華みず希 劇団四季好きな関西在住ライター。
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