【兵庫観光・2026年最新】鮮やかな青もみじに癒やされたい、兵庫の新緑スポット4選

【兵庫観光・2026年最新】鮮やかな青もみじに癒やされたい、兵庫の新緑スポット4選
南北に長い兵庫県は、多くの山を有します。今回はおでかけにぴったりな新緑スポットを厳選してご紹介。神戸の街中からちょっと足を伸ばす郊外まで、4つのスポットをご用意しました。次回のおでかけの参考にしてください。

青もみじのトンネルと、池に映る新緑の景色が楽しめる「永谷山 円通寺」(兵庫県丹波市)

参道全体が青もみじのトンネルに「永谷山 円通寺」(兵庫県丹波市)

参道全体が青もみじのトンネルに「永谷山 円通寺」(兵庫県丹波市)

兵庫・丹波市の紅葉スポットとして有名な「永谷山 円通寺」は、南北朝時代永徳2年(1382年)の正月に、時の将軍・足利義満が後円融天皇の勅命を奉じて創建されました。
「初夏には参道全体が緑のトンネルとなり、新緑を渡る爽やかな風と、木漏れ日に青もみじが美しく輝きます。禅寺の古刹(こさつ=歴史がある古い寺)が醸し出す静寂の空間は日常の喧騒(けんそう)を忘れさせ、参拝者の心を深く癒やします」(円通寺)
「放生池」に映る新緑も美しいです「永谷山 円通寺」(兵庫県丹波市)

「放生池」に映る新緑も美しいです「永谷山 円通寺」(兵庫県丹波市)

特に山門から本堂へ向かう参道の両側に広がる「放生池」の景色が、撮影ポイントとして人気です。境内には、樹齢約300年と伝えられるタブの木や、樹齢約200年のイトザクラ、樹齢約700年の御神木の大杉などの三名木もあり、大木のパワーを感じながら散策ができます。
「観光化され過ぎない、人の少ない境内の静寂の中で、木々の間を吹き抜ける風の音や小鳥のさえずりなどを聞きながら、ゆったりとした時の流れとともに新緑に浸るのも趣があります」(円通寺)
6月中旬ごろからは紫陽花も楽しめます「永谷山 円通寺」(兵庫県丹波市)

6月中旬ごろからは紫陽花も楽しめます「永谷山 円通寺」(兵庫県丹波市)

また、6月中旬から7月上旬は、山門から中腹までの参道両側に咲く紫陽花(アジサイ)も見ごろになります。
【永谷山 円通寺】
住所:兵庫県丹波市氷上町御油983
拝観時間:8:30〜16:30
志納金:大人300円、中学生以下無料

映画のロケ地としても有名、新緑と歴史的な優雅な建物「書寫山圓教寺」(兵庫県姫路市)

新緑の中を心静かに歩くことができます「書寫山圓教寺」(兵庫県姫路市)

新緑の中を心静かに歩くことができます「書寫山圓教寺」(兵庫県姫路市)

姫路市にある「書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)」は、性空上人によって966年に創建されました。敷地は約31ヘクタールあり、歴史的な建造物が点在しています。秋の紅葉は混雑するほどの人気ですが、5月の大型連休前後以外の新緑の時期は比較的ゆったりと伽藍(がらん)を巡ることができます。
アクセスは、姫路駅からバスでロープウェイ「書写駅」まで行き(約30分)、そこから書写山ロープウェイで「山上駅」(約4分)まで登っての入山となります。ロープウェイに乗車せず、新緑を楽しみながら約1時間の登山のコースも選べます。
入山してから、有名な「摩尼殿(まにでん)」までは約20分の道のり。映画『ラストサムライ』の舞台となった「三之堂」(大講堂・食堂・常行堂)はさらにその先(約5分)の場所にあり、アップダウンもある土の道ですから歩き慣れた靴で訪れましょう。
志納所ロープウェイ山上駅から摩尼殿下までは、マイクロバスを利用することもできます(往復料金:大人500円、小学生300円)。
摩尼殿の廊下から見下ろす新緑は圧巻「書寫山圓教寺」(兵庫県姫路市)

摩尼殿の廊下から見下ろす新緑は圧巻「書寫山圓教寺」(兵庫県姫路市)

「新緑(青もみじ)は、秋の紅葉に負けない美しさを誇ります。おすすめの場所は摩尼殿(まにでん)です。新緑に包まれた木々の中に、懸(かけ)造りの摩尼殿が厳かに佇みます。摩尼殿の廊下から見下ろす新緑の美しさは圧巻で、吹き抜ける爽やかな風を感じながら青もみじを満喫できます」(書寫山圓教寺)
懸造りの摩尼殿「書寫山圓教寺」(兵庫県姫路市)

懸造りの摩尼殿「書寫山圓教寺」(兵庫県姫路市)

懸造りとは、山の斜面に木材を組んで造る木造建築の様式で、「清水の舞台」として知られる京都の清水寺をイメージするとわかりやすいです。建物の廊下は、まるで森に浮かぶ舞台のよう。新緑と摩尼殿も、摩尼殿からの新緑の景色もどちらも圧巻です。
【書寫山圓教寺】
住所:兵庫県姫路市書写2968
ロープウェイ営業時間:始発8:30、くだり最終⋯18:00(3月1日〜10月10日の平日)、19:00(4月1日〜10月10日の日・祝)
入山料:大人800円、小学生500円

神戸市街地からすぐ、日本庭園の花と青もみじ「相楽園」(神戸市中央区)

緑に包まれる池の景色が楽しめます「相楽園」(神戸市中央区)

緑に包まれる池の景色が楽しめます「相楽園」(神戸市中央区)

元神戸市長・小寺謙吉氏の先代で、資産家の小寺泰次郎氏の本邸庭園だった「相楽園」は、中心に大きな池を配置し、周囲を歩きながら鑑賞する形式「池泉回遊式」の日本庭園で新緑と季節の花々が楽しめます。神戸市営地下鉄「県庁前」から徒歩約5分、JR「元町駅」からも徒歩約10分で、神戸の市街地からすぐの立地。お買い物の合間にも気軽に訪れることができる新緑スポットです。
洞窟を抜けた先の景色もおすすめ「相楽園」(神戸市中央区)

洞窟を抜けた先の景色もおすすめ「相楽園」(神戸市中央区)

「新緑の時期は、モミジやマツ、ケヤキなどの木々の鮮やかなグリーンが日本庭園の池の周りを取り囲んでおり、それらの景観を楽しみながら散策ができます。特におすすめは、北側の高台からの庭園を見下ろす景色と、石橋や飛び石の園路を進み洞窟を抜けた先にある青もみじのトンネルです」(相楽園)
重要文化財の「船屋形」「相楽園」(神戸市中央区)

重要文化財の「船屋形」「相楽園」(神戸市中央区)

敷地内には、重要文化財の「船屋形」や「旧ハッサム住宅」、「旧小寺家厩舎(きゅうしゃ)」などがあり、時代も様式も異なる建物と庭園の景色が望めることも「相楽園」のポイントです。
【相楽園】
住所:神戸市中央区中山手通5-3-1
営業時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
定休日:毎週木曜日(祝日の場合は開園、翌日休園)、12月29日~1月3日 ※つつじ遊山期間(毎年4月下旬~5月初旬)は無休
入園料:大人300円、小・中学生150円
公式サイト: https://sorakuen.com

落差約23m、迫力の滝と新緑の景色に癒やされる「八反の滝」(兵庫県豊岡市)

神鍋高原は山陰海岸ジオパークのジオサイトのひとつです(兵庫県豊岡市)

神鍋高原は山陰海岸ジオパークのジオサイトのひとつです(兵庫県豊岡市)

冬はウインタースポーツ、春から秋はパラグライダーなどのアウトドアアクティビティでにぎわう神鍋高原。その別荘地帯に位置するのが「八反(はったん)の滝」です。落差が約23メートルあり、大きな滝壺(つぼ)に落ちる水しぶきを感じながら新緑を堪能できます。
遊歩道を通って滝壺の脇まで近づけるほか、展望台からは勢いよく流れる全景が楽しめます。この一帯には、ほかにも滝が点在しているので、自然を満喫しながらめぐるのもおすすめ。
迫力の滝とエメラルドグリーンの滝壺「八反の滝」(兵庫県豊岡市)

迫力の滝とエメラルドグリーンの滝壺「八反の滝」(兵庫県豊岡市)

「神鍋山の噴火口・清滝溶岩流という2つのルートがおすすめです。神鍋山噴火口コースは、道の駅『神鍋高原』に車を停め、神鍋山噴火口まで片道徒歩20分、高低差は100mほどで、噴火口を見ることができる近畿唯一のコースです。また、清滝溶岩流コースは、神鍋山が噴火して流れ出た溶岩流が長い年月を経て雨風に侵食され形成した滝群をめぐるコースです。八反の滝も清滝溶岩流の一部です」(日高神鍋観光協会)
「八反の滝」が含まれる清滝溶岩流の散策マップ(兵庫県豊岡市)

「八反の滝」が含まれる清滝溶岩流の散策マップ(兵庫県豊岡市)

ちなみに、八反の滝から徒歩約10分の場所にも3台ほど停められる駐車場があります(スニーカーなどの歩きやすい靴は必須です)。
「道の駅『神鍋高原』は現在改修中で仮設売店・レストラン・温泉が営業しております。2026年8月にリニューアルオープン予定です」(日高神鍋観光協会)
【八反の滝】
住所:兵庫県豊岡市日高町名色
文/太田浩子
「美味しい」&「楽しい」関西の魅力をご案内。プライベートでは和菓子にハマっています。
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