調べてみよか

ヴァイキングビル(豊中市)【私のまちの宝もの】

2024.11.28

ヴァイキングビル(豊中市)【私のまちの宝もの】

私のまちの宝もの 〜となりの重要文化財〜 Vol.5 「ヴァイキングビル」(豊中市)

「私のまちの宝もの」連載へようこそ!
この記事の掲載画像は、最新のデジタル技術で大切に保存しています。
ヴァイキング曽根ビル

「ヴァイキング曽根ビル」
データアドレス:NASJBHCARN34Y5RGMH5DTAFE2B7ODKQAVX6BHWI

豊中の街を見守る海賊。
通勤や通学で阪急宝塚線の曽根駅を通る方は見たことがあるという人も多いかもしれません。車窓からもはっきりと見ることができるほどの大きさで海賊の姿が描かれたビルはその名も「ヴァイキング曽根ビル」。曽根駅周辺に住む人に、他では話題になることも少ないランドマークとして慕われてきました。

調べてみると、曽根駅の東側は、かつて書・篆刻・料理・陶芸など幅広い分野で活躍した芸術家の北大路魯山人ゆかりの料亭・大阪星岡茶寮があり、日本の名だたる財界人や知識人が集い、最高峰の料理や器、しつらいを楽しんでいたとされています。
ヴァイキング曽根ビル
昭和40年以降、大阪星岡茶寮の跡地付近にはヴァイキングビル、そしてダイエーが建ちました。大阪万博が昭和45年開催だったので、この時期に大阪北摂地域の街並みは大きく変化したそうです。ダイエー曽根店は今では昭和レトロを感じられるスーパーとして評判のようです。
ヴァイキング曽根ビル
ヴァイキングが描かれた側面の壁も昭和感あふれるデザインですね。

実はこのビルが建つ曽根東町3丁目に豊中市立の(仮称)中央図書館が設立候補として予定されています。
ヴァイキングは曽根駅周辺の再開発をどのように見守るのでしょうか?

アーカイブエクスプローラーのご紹介

今回紹介した画像も関西テレビソフトウェアのホームページのアーカイブエクスプローラー(Archive Explorer)から、直接ブロックチェーン上に保存されているデータを表示することができます。ブロックチェーンとは、デジタルの世界で情報を守る特別な方法です。大切な思い出や地域の宝ものを、より確実に未来に残すことができる技術です。
「ヴァイキングビル」画像の下に記載しているデータアドレスをコピーして、下記URLから検索してみてください。
私たちは、皆さんが大切にしている場所や思い出を知り、記録し、広くお伝えすることで地域の新たな魅力を発見し、世代間交流の促進や文化を育むきっかけになると考えています。あなたにとっての「わたしのまちの宝もの」にひょっこりお伺いさせていただくかもしれません。 もし紹介したいみなさんの宝ものがあれば、カンテレIDのアカウントでログインしてコメントお願いします。参考にさせていただきます。
miyoka
0