靴を脱いでくつろげる“マットレス席”で、カップルやお子さま連れに大人気の和カフェ「chano-ma 茶屋町」(大阪市北区)が、ローゼルといちごを使ったスイーツを2月12日(水)から期間限定で販売します。
ローゼルは、ハイビスカスの一種で、酸味とほのかな甘みが特徴のハーブです。古代エジプトのクレオパトラも愛用していたといわれ、美容と健康に欠かせないとされるビタミンCやミネラル類に加え、アントシアニンやカリウムなども多く含んでいます。
新メニューの「ローゼルとブリュレの苺クロワッサンドーナツ」(1,780円 / 税込)と「ローゼルとりんごのスカッシュ」(800円 / 税込)には、鳥取県南部町で育てられたローゼルが使用されています。※メニューはなくなり次第終了となります。
「ローゼルとブリュレの苺クロワッサンドーナツ」は、自家製のローゼルコンフィチュールと国産いちごを使ったぜいたくスイーツ。ローゼルをレモン汁とグラニュー糖で煮詰め、ジャムのような濃厚な味わいに仕上げています。バニラアイスと絡めて食べると、口の中がローゼルのほのかな香りに包まれます。また、外はサクサクで、中がもっちりしたクロワッサンドーナツに、コンフィチュールやバニラアイスを乗せたりして、味変を楽しめます。
「ローゼルとりんごのスカッシュ」は、ローゼルシロップとりんごジュースを炭酸水で割った飲み物で、ザクロ酢のような甘酸っぱさとフローラルな香りが引き立つ、優しくてさっぱりとした味となっています。ローゼルシロップをかき混ぜると浮かんでくるローゼルをスプーンですくって眺めるのもいいですね。
「chano-ma茶屋町」で使用されるローゼルは、大国主の神話とゆかりがある「赤猪岩神社」【あかいいわじんじゃ】(鳥取県西伯郡南部町)のご祈祷を受けているものですから「赤猪岩神社」に伝わる復活と再生のパワーもいただけそうです。
日本ではまだ認知度が低いローゼルですが、昨年から精力的に栽培に取り組んでいるのが、鳥取県西伯郡の南部町です。南部町では、後継者不足などの問題から農業を続けられなくなった耕作放棄地の増加を抑えるための解決の糸口として注目したのが、ローゼルなんです。
ローゼルの栽培を発案したのは、南部町農業委員会の松本美樹さん。たまたまローゼルの種と出会い、全く知識がない状態から家庭菜園での栽培に挑戦。他の作物に比べて手間暇をかけずに育てられることができ、観賞用としても活用できるなど、ローゼルに秘められた可能性にいち早く気づき、農業委員会で持ちかけたところ、町を挙げてローゼルの栽培をすることになったそう。
「chano-ma」を運営しているダイヤモンドダイニング(東京都港区)と南部町のコラボで実現した今回の新メニューは、南部町が抱える耕作放棄地問題の解消だけでなく、より多くの人にローゼルを知ってもらうために開発されたものです。そのため、着色料はいっさい使用せず、ローゼルの形を崩さないための試行錯誤を重ねています。そんなたくさんの思いが詰まったローゼルスイーツをぜひ「chano-ma 茶屋町」でご堪能ください。
店舗情報
chano-ma 茶屋町
住所:大阪市北区茶屋町10−12 NU茶屋町9F
営業時間:11:00〜22:00
定休日:不定休日あり ※NU茶屋町に準ずる
公式HP:
https://www.instagram.com/chanoma.chayamachi/
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