行ってみよか

ヴェールを脱ぐ、扇町ミュージアムキューブ 見学会レポート

2023.08.23

ヴェールを脱ぐ、扇町ミュージアムキューブ 見学会レポート
扇町に新しい文化創造拠点がオープン
今年10月にオープンする扇町ミュージアムキューブ(OMC)。
8月22日(火)、一足先に関係者向けの見学会が開催されました。

OMCはJR天満から歩いて5分。大阪メトロ扇町駅からは歩いて1分。
扇町公園の南側にこの秋誕生する 医療複合施設「i-Mall(アイモール)」の中に誕生するシアター・コンプレックスです。3つの劇場と7つの多目的スペースがあり、多様な芸術がここから生まれていきます。

さあ、中はどんな様子でしょうか。
「CUBE01」は常設の客席数が200席で演劇やライブなどが楽しめる劇場です。
往年の扇町ミュージアムスクエアを彷彿とさせるキャパシティに、この空間からいくつの演劇集団が世界へ羽ばたいていくことになるのか胸が高まりますね。
10月5日から予定されている「演劇シリーズ」でトップバッターを切るのは南河内万歳一座
その後、いいむろなおきマイムカンパニー悪い芝居など8団体が12月30日までバトンをつないで上演しつづけます。
「CUBE02」は平土間型の小劇場で、舞台や客席を自由に設定できるようになっています。
椅子を入れたら最大で107席。椅子を外せばアート作品を展示するスペースとしても使用できます。
オープニングでは京都を拠点に活動する副産物産店がこれまでの作品を集めて博物館的な大規模個展を開催します。
続いて「CUBE03」。
こちらは最大で55名分の客席が設定できる平土間型の多目的スペースです。
第七藝術劇場をプログラム編成のパートナーに迎え、独自のラインナップを上映するミニシアター・扇町キネマとしてオープンされる予定です。
その他、「CUBE04」から「CUBE10」まで大小さまざまなスペースが用意され、誰にでも開かれた次世代アートの発信拠点を目指すとのこと。
扇町に新しい文化創造拠点が生まれる。そんな瞬間に立ち会えるのが今から待ち遠しいですね。

扇町ミュージアムキューブHP
miyoka
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