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京都・西本願寺の国宝阿弥陀堂、恒例すす払いの参加者募集

2024.12.13

京都・西本願寺の国宝阿弥陀堂、恒例すす払いの参加者募集
西本願寺(京都市下京区)では新年を迎えるにあたり、毎年12月20日に御煤払(おすすはらい)を行っています。
国宝の阿弥陀堂や御影堂などにたまった1年のほこりを払う様子は、京都の年末の風物詩となっています。

煤竹で畳を叩き、ほこりを舞い上がらせている様子

御煤払(おすすはらい)とは、西本願寺の第8代宗主蓮如上人(1415〜1499)の時代から500年以上も行われている伝統行事です。
90cmほどある煤竹(すすだけ)と呼ばれる棒で畳を叩き、埃(煤・すす)を舞い上がらせ、すかさず210cm×115cm、重さが約2kgの大きなうちわで扇ぎ出します。
門信徒(信者のこと)をはじめ、西本願寺の門前町のお店の方、勤式(ごんしき)研究生(お勤めの勉強をしている僧侶)、西本願寺職員に加え、多くの一般の方が参加されます。毎年500人ほどが大集合する人気の行事です。

本願寺御煤払(おすすはらい)の様子

室町時代から始まったと伝わる本願寺の大掃除。
一年の終わりにほこりを払って心をすっきりさせるものいいですね。
【日時】2024年12月20日(金) 午前7時頃より※午前5時30分よりの晨朝(朝のおつとめ)は自由参拝
【場所】本願寺(西本願寺) 京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
阿弥陀堂・御影堂・渡り廊下・縁側など
【参加費】無料
【申込方法】当日、龍虎殿1階ロビーにて直接申込みください。※当日は5時20分に開門、6時30分頃までに受付。
詳しくはhttps://www.hongwanji.kyoto/
 
   
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