京都の世界遺産・上賀茂神社(京都市北区)で7月14日(月)から23日(水)まで、夜間の特別参拝を実施。境内を流れる清流「ならの小川」に足を浸すことができ、夕涼みならではの風情を体感できます。
京都三大祭のひとつ・葵祭の行列が向かう社としても知られる同神社。その境内奥に鎮座する摂社・新宮神社は、水を司どる龍神・高龗神(たかおかみのかみ)が祀られ、毎年7月第4日曜には、水の恵みに感謝し酷暑を無事に過ごせるよう祈る『水まつり』がおこなわれます。
今回、この祭り前にあたる10日間のみ特別に新宮神社を開門し、境内を飾る1,000個以上の風鈴の音色、青やグリーンを基調とした涼やかな光で夏の夜を演出。清流「ならの小川」に足を浸すことができ、心身ともに清めることができます。
なお、川には裸足で入れないため、サンダルなどを持参するか現地で用意された履物を使用。また、足拭き用にタオルを持っていくことをおすすめします。
このほか川にかかる橋殿では、水の神へ奉納される神秘的な巫女舞『賀茂の舞』や篠笛の奉納演奏なども披露。さらに通常は入れない神域「内庭」から、本殿(国宝)と権殿(国宝)を神職の案内で特別に夜間参拝できるツアーや風鈴の限定御朱印など、この時だけのイベントがおこなわれます。
夜間特別参拝は、7月14日〜23日の夕方18時半から21時まで(最終入場は20時半)。料金は大人1,200円、小学生600円。詳細は公式サイトにて確認ください。