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ベールを脱ぐアンゴラパビリオン、大阪・関西万博でオープン

2025.06.27

ベールを脱ぐアンゴラパビリオン、大阪・関西万博でオープン
大阪・関西万博(大阪市・夢洲)で、雨降る開幕初日に準備が整っていないにも関わらず、来場者が雨宿り出来るようにとの配慮から開扉した後、翌日から閉館していたアンゴラ共和国のパビリオンが、ついに6月26日(木)正式オープン。
アフリカ諸国の中で唯一の独立パビリオン(Xタイプ)です。

テーマは「健康のための教育」。地域社会が健康で持続可能な未来を築くうえで、教育が果たす決定的な役割に焦点を当てています。
パビリオンの中心には、約10分間のショートムービー『チッソラの夢』を上映する50席の専用シアターを設置。
マラリアに苦しんだ幼少期の経験をきっかけに医療従事者を志す少女チッソラの
実話をもとに制作された本作は、伝統医療と先進医療の共存の重要性、そしてアンゴラにおける健康・教育分野において女性が果たす役割の大きさを来場者に伝えます。

ショートムービーの後は、インタラクティブな展示エリアへと続きます。大型タッチモニターを用いて、物語の登場人物やアンゴラの医療制度、子どもたちの生活環境を掘り下げながら、「健康 × 教育 × 地域づくり」のつながりを体験的に学べる構成となっています。
今後、文化と食を体験できるゾーンも順次オープン予定。バオバブの木にちなんで名付けられたレストラン「イムボンデイロ」では、アンゴラの多彩で豊かな味わいを楽しめる郷土料理が提供されるとのこと。
専用ステージでは、アンゴラの伝統音楽やダンスのパフォーマンスが予定されており、併設のショップでは手工芸品や織物、特産品などを取りそろえ、五感でアンゴラ文化を体験できる空間が広がります。
miyoka
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