奈良の世界遺産「東大寺」の旧境内にホテル誕生、2028年秋開業予定で「日帰り都市」から脱却へ
2028年秋開業予定の、史跡「東大寺旧境内」のホテル(イメージ)
◆奈良の世界遺産を望む新ホテル誕生
ホテル運営会社「近鉄・都ホテルズ」(大阪市天王寺区)は、奈良の史跡「東大寺旧境内」(奈良県奈良市)の一角に宿泊施設の建設を発表しました。大阪で宿泊しても日帰りで観光できるため「泊まらない(日帰り)都市」なのが課題だった奈良。建設予定地が日本を代表する寺院のひとつで、奈良公園にも隣接する絶好のロケーションの宿泊施設ができるとあって、「泊まらない都市」からの脱却が期待されます。
世界最大級の木造建築物「金堂(大仏殿)」をはじめ、国宝の宝庫として知られる「東大寺」。周辺には五重塔や阿修羅像で有名な「興福寺」、全国約3,000社ある春日神社の総本社「春日大社」、『正倉院展』でおなじみの「奈良国立博物館」、それら世界遺産を含む「奈良公園」など、まさに奈良観光における主要エリアです。
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩約10分、新ホテルの建設予定(地図)
◆日帰り都市から、泊まりたい都市へ
予定されているホテルは、約12,000平方メートルの敷地内に、世界遺産「古都奈良の文化財」を囲むように低層の建物(客室は25室前後)を分散して配置されるとのこと。地元の食材を生かした食事や、地域の歴史や文化に触れる体験など、喧騒から離れた静寂の中で上質な宿泊体験を提供するとしています(名称など、詳細は後日発表予定)。
かつて、年間の宿泊者数が全国最下位だった奈良。近年は、「JWマリオット・ホテル奈良」「紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良」「ふふ 奈良」といったラグジュアリーホテルが続々開業。さらに、重要文化財の旧監獄を活用した「星のや奈良監獄」(2026年開業)、ハイアットの高級ブランド「ホテル 寧 奈良」(2030年開業)も控えており、奈良は今後、さらに「泊まりたい都市」へと進化していきそうです。
文/夏目馨
文/夏目馨
【関連記事】
0
カンテレIDにログインまたは新規登録して
コメントに参加しよう







