行ってみよか

「アレグリア‐新たなる光‐」大阪公演が開幕!

2023.07.14

「アレグリア‐新たなる光‐」大阪公演が開幕!
カナダ・ケベックで1984年に誕生したシルク・ドゥ・ソレイユ。
世界6大陸、70か国、450都市で2.15億人もの人々を魅了しつづけています。
日本では1992年に「ファシナシオン」で初来日し、2018年の「キュリオス」まで全13回来日。
「アレグリア」は過去2回、日本で上演されていますが、メインテーマの旋律は変わらず、ステージセットや衣装などを一新。新しく生まれ変わった「アレグリア‐新たなる光‐」が大阪で幕を開けました。
「アレグリア」はスペイン語で、日本語では「喜び」「歓喜」といった意味。
全体を通した物語としては、保守的で秩序の国で、変化と希望を求める若者たちが立ち上がり、光と調和をもたらすといった、変化する世界を駆け抜ける歓喜の旅を表現しています。

ステージはアコーディオンやドラムなど生演奏とシンガーの歌で進んでいきます。時にメランコリック、時にロック調な音楽は「アレグリア」独特の世界観の中に私たちを誘います。

数ある演目はどれもスリルと驚きの連続で、超絶技巧のアクロバティックなパフォーマンスや、芸術的な体の動きに歓声やため息が思わずもれます。

中でも美しいのはフラフープ。
一体何本のフラフープを操っているのか…。全身を使ってたくさんのフラフープを回転させるのですが、一瞬フラフープが全身を覆い、まるで絹糸でできた繭の中でキャラクターの「ブロンクス」が生命の輝きを放っているかのように見えました。
圧巻はポールアクロ・ポール。
棒高跳びで使う3M以上の長さがある細いポールの上で跳んだり跳ねたりするパフォーマンスはスリル満点です。ポールを操るポーターとその上でバランスを取りながらエアリアルバレエを繰り広げるフライヤー。このパフォーマンスは全アーティストの呼吸が一瞬でもずれたり、お互いへの絶対的信頼なくしては成立しない、息をのむ演目です。
二人のクラウンによる客いじりもご愛嬌。
フィナーレでは全アーティストに心からの拍手を送ることになるでしょう。
公演概要
ダイハツ アレグリア‐新たなる光‐
10月15日(日)まで絶賛上演中
森ノ宮ビッグトップ(大阪市城東区森ノ宮1丁目6)
https://www.ktv.jp/alegria/
miyoka
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