夏こそ温活、「黄土漢方よもぎ蒸し」体験レポート
2024.07.28
夏の体の不調、いわゆる「夏バテ」は室内外の温度差や体の冷え過ぎが原因で自律神経の働きが乱れる、そのことによって起こると言われています。
夏こそ体を温める「温活」を、ということで「黄土漢方よもぎ蒸し」を紹介します。
サウナでととのえる「サ活」が人気ですが、一方で「サウナって熱くて息苦しくって苦手」という声もきかれますね。そんな方は「黄土漢方よもぎ蒸し」を試してみてください。
訪ねたのはJR天満駅すぐのサロン、Suuwi(スーイ)。オーナーのすなさんにお話を聞き、実際に体験してみました。
様々な薬草をブレンドしたものをお湯で炊き、漢方の有効成分を含む蒸気を粘膜から体内に取り入れることで内側からも温め、めぐりをよくして調子を整えるものです。
座器や薬草を炊く壺は黄土で作られたものを使用するので「黄土」といいます。
黄土は酵素と酸素を多く含む土で、60℃以上に温めると遠赤外線が放出されるので体の芯から温まり、温かさの持続性があるといわれています。
黄土で作られた座器
よもぎを中心とする26種類の生薬をブレンドしたものを使用しています。完全無農薬でお茶として飲むこともできますよ。
「美容用」「婦人用」「ダイエット用」と3種類を用意しています。
「美容用」はバランスが良くて、冷え、むくみ、肩こりなどいろんな症状にアプローチし、「婦人用」は婦人科系のお悩み改善などが期待できる薬草をブレンドしています。「ダイエット用」は発汗作用にすぐれているので疲労回復や代謝アップ、ストレス発散をサポートします。
香りも大切です。リラックス効果が高く自律神経が整います。漢方では、香りにもストレス緩和や食欲増進などのはたらきがあり、とても大切な要素だと考えられています。
がんばり屋さんが多いんですよね。がんばっていることに気づかないがんばり屋さん。実は不調なのに自分では元気だと思いこんでいる方が一度漢方蒸しに入ると「あっ」と気づくみたいです。そんな方にはぜひ自分の時間を少しでもいいので作ってほしいです。心と体をリラックスさせて、自分に合ったリセット方法を見つけてほしいし、それが黄土漢方よもぎ蒸しだったらいいなと思っています。
もしお化粧をしたまま入るのが気になる方は、ふき取りシートを持ってきて、お化粧を落としてから入るといいですよ。
ず~っと続く温かさの中で、かすかな外の話し声や電車の発着音などを聞きながらぼんやりと過ごしていると、そのうちに全身から汗が出てきます。その汗はさらっさら。ベタベタしてなくて水のようです。
少しの時間肩を出しただけでひんやりと感じるのですぐにマントの中に入れたくなります。
最後に壺の中のお湯の減り方や汗とともに排出された老廃物の様子をすなさんが確認して、本日の体調を観察。これを聞くことで自分の体の様子を知ることができるのは興味深いです。
不思議なもので、帰宅する道中は全く暑さを感じなかったのです。きっと体が温まり、それが持続していたからなのですね。
「夏こそ温活」、おすすめです。
店舗情報
【営業時間】10:00-19:30(最終受付)予約制 ※不定休
【住所】大阪市北区天神橋4丁目2−19 ヤドカリ食堂2階
【料金】初回4,000円、以後4,500円(4回クーポン券16,000円※有効期限は2か月)、その他ペア割などあり
【予約・問い合わせ】Instagramのプロフィール欄URL参照 公式LINEから
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