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YOSHIKIさん単独インタビュー【海外特派員リポート】

2025.02.15

YOSHIKIさん単独インタビュー【海外特派員リポート】

YOSHIKIさん、LA山火事でボランティア 【海外特派員リポート】

X JAPAN のYOSHIKIさんは、ロサンゼルスの山火事の被災者に食事を配るボランティアを行いました。
被災地に50万ドル、日本円でおよそ7,500万円以上の寄付もしています。YOSHIKIさんにその思いを伺いました。
―今日はどのような活動を? 
「そうですね、今日に限らずやっていこうと思っていますが、今回の火事で被災された方に対して食事を提供する“ワールド・セントラル・キッチン”というチャリティオーガニゼーションがあるので、そこのボランティアに来ました。寄付もさせていただいたんですけれど、実際に被災された方々に触れあうことができればと現場に来させていただきました。」

―実際に被災された方と会われてどのように感じた?
「皆さん意外に前に向かって進んでいるんだなと。僕も強制避難とか、何度か今回の火事でしていたんですけれど、自分が落ち込んでいる場合じゃないんだなって逆に勇気をもらっちゃったみたいな感じです。」
―今回ボランティアに参加しようと思ったのはどのような気持ちから?
「日本でも台風被害とかで実際にボランティアに行ったことがあるんですけれど、やはり被災された方たちとお会いしたり、現場に行ったりすると、僕は寄付みたいな形で遠くから支援をしていたと思うんですけれど、やはり現場に来るとより一層チャリティについて考えさせられます。」

―どのような復興を望む?
「ロサンゼルスに30年住んでいますが前代未聞の災害だったので、まだまだ時間がかかると思いますが継続的に自分も支援していこうと思っています。」

―YOSHIKIさんご自身も避難した際、どのような気持ちだった?
「僕はこっち(LA)にレコーディングスタジオを持っているんですけれど、そこも強制避難の所に入りまして。とりあえず何を持って出なきゃいけないのか、30分とかそういう時間の中で決めなきゃいけなかったので。とりあえずハードディスクや今までレコーディングをしたものとかを持ってみんなで避難したんですけれど、ちょっと現実を把握するのに時間がかかったというか。秒単位ですごい広大な土地が燃え広がっていったので、目の前に火も迫ってきていましたし、灰もすごかったので、そういう状態が2週間とか続いたので精神的にはかなり参ってしまいました。」

―精神的にもダメージを受けたと公表していますが、今はどのような状況?
「そうですね、毎日今お医者さんに通っていますが、やっぱり人を助けることで自分が救われるっていう。いつもそうなんですけれど、やっぱり寄付とかボランティアをさせていただくと、自分がまだ生きていていいんだ、みたいな。ちょっとわがままなんですけれど、自分のためにもなっているなと思います。」
―山火事で焼けてしまったパシフィック・パリセイズやイートン地区などは行ったことある?
「もちろんです。こっち(LA)に住んで長いので。」

―街が失われてしまったことどのように思う?
「マリブの都市もそうなんですけれど、本当に信じられないんですよね。いろんなことが重なってしまった。ちょっと前に多くの雨が降って、2年前とかですかね。いろんな植物とかが育って、しばらく今度乾燥して雨が降らない時期が続いて。ほぼ前代未聞の強風が今回来まして、“サンタアナウィンド”っていうんですけれど、毎年それは来るんですが今回は特に強いのが来まして、その悪い要素が重なってこういうことになってしまったなと。今年はたまたまロサンゼルスにいまして、この時期に。目の当たりにしてちょっと信じられないですね。」

―今回消火栓の水不足や、強風でヘリコプターが飛べず火が消せなかったことなど、街の消防体制の見直しについてどのように感じる?
「古くなってしまったり故障してしまっている消防自動車も何台もありました。(今回は)いろんな問題が数えきれないほど重なってしまったと思うんですけれど、そういった面も含めて自分なりにサポートしていければなと思っています。」

YOSHIKIさん LA山火事でボランティア 単独インタビュー 全編公開〈カンテレNEWS〉

miyoka
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