聞いてみよか

カンテレ海外特派員リポート(パリ)

2024.04.15

カンテレ海外特派員リポート(パリ)
驚きのバランス感覚に記者も挑戦 パリでウェイター・ウェイトレスのカフェレース こぼせばペナルティ
フランスでは、カフェで文化人や芸術家がコーヒー片手に語り合う光景が度々見られます。
そんなカフェ文化の根付いたフランス・パリで、あるレースが行われました。
集まったのは、カフェのウェイターやウェイトレスおよそ200人です。
彼らが挑むのは、水を入れたグラスにコーヒーカップ、クロワッサンをのせたトレーを持って、およそ2キロの距離のタイムを競うレースです。

下の写真の男性は、ピカソやヘミングウェイも通った老舗カフェで25年ウェイターとして働いています。意気込みを聞いてみました。
そう、このレースの目的は“カフェ文化などを広く知ってもらう”というものです。
1914年頃に始まり、一時中断されていたものの13年ぶりの復活です。
今一斉にスタートしました。水をこぼさないよう慎重に足を進めています。
水をこぼしてしまった場合はペナルティが課せられますが、さすが日頃の仕事で鍛えているとあって堂々としています。大きく腕を振っても水は全くこぼれません。
さらに上の写真の男性。ゴール目前で勝てないと確信したのか、自前のシャンパンを開けコップに注ぐと豪快に飲み干しました。
結果、ウェイター歴10年のサミーさんが2キロを13分30秒で歩き見事優勝しました。
サミーさんにはなんと、パリオリンピックの開会式のチケットが送られました。
水をこぼさずに歩くのはどれだけ難しいものなのか、サミーさんにお願いして、記者の私も挑戦してみました。
サミーさんは全力でレースに臨んだ直後で疲れているはずなのに、全く歯が立ちませんでした…。

驚愕のバランス感覚に記者も挑戦 パリでウェイター・ウェイトレスのカフェレース こぼせばペナルティ 優勝者はパリ五輪のチケットゲット【関西テレビ・newsランナー】

miyoka
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