エンディングが近づいてきたドラマ『
MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』。その第8話が29日深夜に放送されました。
第7話では、天才高校生・仲野茜(五百城茉央)が、同級生で財閥の娘・篠崎麻友(吉名莉瑠)らを殺したとして警察に自首した猟奇殺人犯と思しき青年・黒川悠(山村隆太)のルーツである、栃木県日鞠町の古い喫茶店「りんどん」を訪問。そこで、かつて黒川が「りんどん」の常連だったこと、さらにマスターの姪(めい)と交際していたことが分かります。マスターはそれ以上、黒川について話すことを拒否。しかし茜は、黒川がマスターの姪に当てた手紙を見つけてこっそり持ち帰っていました。
そして第8話では、その手紙の内容から、黒川が歩んできた過去が判明します。黒川の父親は有力な政治家で、自身は周囲から政界入りを期待されていました。一方、父親は冷徹な考え方の持ち主で、黒川に対し「死んだやつこそ生きてる者たちのために利用されるべきだ。あらゆるものを有意義に使え」などと教えます。そんな黒川にとって唯一、安らげる場所だったのが「りんどん」。そこで働いているマスターの姪・遼子(佐藤みゆき)は、明るく、遠慮がない性格。黒川はそんな遼子にひかれ、いつしか「りんどん」を手伝いながら交際するように。ところが父親は、遼子が短大卒であること、父親が借金で行方不明になっていることを調べ上げて、学歴と家柄を理由に、交際を猛反対します。