見てみよか

新たな“井川伝説”爆誕…阪神が日本一決めた試合は「見てないです その日USJのハロウィーン最終日で」

2023.11.26

新たな“井川伝説”爆誕…阪神が日本一決めた試合は「見てないです その日USJのハロウィーン最終日で」
 11月26日午後、カンテレ『マルコポロリ!』に、阪神タイガースで2003年にシーズン20勝を達成し当時18年ぶりの優勝に貢献した大エース・井川慶さんが登場。プロ野球選手としてだけでなく、人としても独特すぎる数々の“井川伝説”が明かされました。

 今回は、同番組の年末恒例企画“プロ野球残酷物語”として、阪神が見事1985年以来2度目の日本一に輝いたことを受け、「阪神タイガース祝日本一!歴代優勝戦士がアレもコレもぶっちゃけますSP」を放送。

 井川さんのほか、能見篤史さん、桧山進次郎さんの歴代優勝戦士3人が集結し、ほぼ“野球漫談家”として大活躍の金村義明さんを交えて、一見華々しいプロ野球人生の裏にあった残酷な真実についてぶっちゃけました。

 冒頭、MCの東野幸治さんが今年の日本シリーズをどう予想していたかについてそれぞれ聞いていくと、桧山さんが「僕は4勝3敗で、最後は情があるんでタイガースと答えてました」などと語る中、井川さんは「一応、阪神とオリックスにいたので僕も聞かれたんですけど、まぁ自分は『どっちでもいいかなぁ』っていう感じでした」とユルめの回答で、東野さんを早速不安にさせていました。

 番組では<怪人・井川慶の華麗なる戦歴>として、2003年に沢村賞、MVP、最優秀投手など5冠を達成、2007年には5年総額約20億円で名門ヤンキースに移籍するなど、文字通りの輝かしい実績を紹介。

 同い年の能見さんに、東野さんが「井川さんってどういうピッチャーなんですか?」と野球人としての評価を尋ねたところ、「変なピッチャーです」と明快に即答。それを受けて「喋ってると、肝がすわってる感じなんですけど、投げるのに緊張するとかマウンドであたふたすることってあるんですか?」と直接本人に質問すると、「緊張はないですね、集中はしますけど。必要ないっていうか。緊張する必要がないんで」と事も無げに語り、横から「人に興味ないからでしょ?(笑)」と能見さんにツッコまれると「それもあるね(笑)」と笑顔を見せていました。

 すると金村さんが「井川がメジャーの時、僕フロリダまで激励しに行ったんですよ」と切り出した上で、「彼がオープン戦で試合前に外野走ってたら、客席のファンからピーナッツをバッカバッカ投げられてんねん。それでも知らん顔ですよ、当てられてんのに」と驚愕のエピソードを披露。

「いやぁ、あんまり覚えてないですね…」と井川さんが首をかしげる中、金村さんは「その時に聞いたら『昨日オープン戦で満塁ホームラン打たれたんですわ』って言ってました。それでも全然気にせず走ってたんです」と続け、「それで可哀想になって、一緒に晩飯行こって誘ったら、『いいです。ラジコンせなあかんから』って断られました」と、手厳しいファンどころか自分のことも全く気にされていなかったと明かし、スタジオは爆笑に包まれていました。

 また、東野さんから「今、野球見てます?日本のプロ野球もしくは大谷さんとかのメジャーは?」と問われても、井川さんは「ニュースでは見ますけど…」と正直関心はなさそうで、「日本シリーズ第7戦も、僕子供がいるんですけど、その日はUSJのハロウィーンイベントが最後だったのでそっち行ってましたね」とサラリ。

 これには流石にゲスト席も含めて「え…?」とザワザワし始め、「日本一が決まった試合見てないの?」と確認されると「はい、見てないですね。USJで子供が楽しそうにしてました」と認め、阪神38年ぶり日本一の裏側で、また新たな“井川伝説”が生まれていたのでした。

(関西テレビ11月26日(日)12時59分から放送『マルコポロリ!』より)

≪見逃し配信≫
【TVer】 https://t.co/eCyjuHYU6z
【カンテレドーガ】 https://ktv-smart.jp/store/series.php?id=KTV4520
miyoka
0