USJ名物、ハロウィーン・ホラーナイトの裏側【ウラマヨ!】
2024.09.28
今年は“こわい”を超えた“こわ楽しい”をテーマに、ゾンビからゲストを守る新演出“ブルーローズ隊”が登場するなどパワーアップ。装飾、特殊効果など様々な部門で数ヶ月にわたり準備や練習を重ねてきました。
開幕4日前の夜10時過ぎ、閉園後の静まり返ったパーク内で最終リハーサルに参加していたのは、ハロウィーン・ホラーナイト ストリート・ゾンビ統括プロデューサーの池崎達也さん。「めちゃくちゃ歩きますね。もう多い日は2万歩、3万歩いく時もあります。全エリア必ず見ます」と歩きながら話し、広大なパーク内全てを見て回って、修正すべき点はないかなどチェックしていきます。
すると、ゾンビたちが池崎さんに次々近づいては「迷子になっちゃった…」「あ~そ~ぼ~!」などと話しかけてきました。そうしたゾンビの動きや言葉のやりとりも確認するほか、ゾンビが持っているチェーンソーの音やオイルの匂い、ゾンビを配置する場所など、怖さを演出する細部に至るまでチェック。リハーサル終了は日付が変わった午前0時半で、さらに午前2時からはリハーサルでの修正点を話し合う会議が行われていました。
そして迎えたハロウィーン・ホラーナイト初日。構想に1年以上、準備や練習に数ヶ月を費やし、新たな挑戦も取り入れた今年のイベント。午後6時、“ストリート・ゾンビ”がいよいよスタートしました。
スタジオに登場した池崎さんは、注目してほしい点としてゾンビたちの個性を挙げ、「ゾンビは1体1体全部細かく設定されています。1日に何百体という出演があるんですけど、それぞれ動きが違ったりセリフが違ったりします」と解説。
地下の拷問部屋から逃げ出して息絶えたゾンビ”や“悪魔を召喚する儀式のために生贄(いけにえ)を探し自らの魂も売ってしまったゾンビ”など、ストーリーや背景が1体ずつにあり、なぜ襲ってくるのか、なぜ話しかけてくるのかというディープな点も深掘りできるのが魅力だそうです。
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