2025年9月9日放送の『
ちゃちゃ入れマンデー』「気軽に来てや〜!関西のお隣さん大調査SP」(カンテレ)で紹介された「三重県松坂市自慢のソウルフード「鶏焼肉」と、学校給食から生まれた歴史を持つ「津ぎょうざ」。
地元で愛され続ける、安くてうまい2大グルメをご紹介します。
【松阪市】甘辛みそがたまらない!元祖の味「前島食堂」の鶏焼肉
松阪といえば、「松坂牛」が有名ですが、地元では「鶏焼肉」も負けていません。
実は牛肉に並ぶほど鶏焼肉の文化が定着していて、大阪市内から車でおよそ2時間15分の場所にある「前島食堂」(三重県松阪市大河内町)はその元祖として知られる老舗。常連客のみならず多くの観光客でにぎわう超人気店です。
メニューは「若どり」「親どり」「きも」「せせり」(各580円)の4種類。
創業から50年以上守り続けている秘伝の自家製みそだれは、食欲をそそる甘辛い味わい。濃いめに味付けされた秘伝のタレと鶏の脂が絡み合えばもうたまりません。白ご飯にワンバウンドさせて豪快にかき込むのが地元流の楽しみ方。幸せいっぱいのおいしさです。
もう一つの看板メニュー「とり野菜(580円)」は、たっぷりの白菜と鶏肉を煮込み、うま味を引き出した白みそ仕立てのスープ。優しい味わいで濃厚な鶏焼肉との相性が抜群です。
【津市】直径15cm!給食から生まれた巨大名物「ラーメンいたろう」の津ぎょうざ
大阪市内から車で2時間ほどのところにある「ラーメンいたろう」(三重県津市丸之内)。
ここで味わえる絶品グルメが、学校給食から生まれた“津ぎょうざ”です。
1985年ごろ、給食の調理員さんが、児童の思い出に残る栄養満点のメニューをつくれないかと考案されたのだそう。その後、2008年に開かれた「津まつり」で初めて“津ぎょうざ”が販売され、その美味しさが世に広がるきっかけとなりました。三重県が誇る絶品グルメに名を連ねるようになった今では30店舗ほどで提供されています。
「ラーメンいたろう」の名物「いたろうの津ぎょうざ(1個370円)」は、直径15センチもある特大サイズ。
しょうゆラーメンのスープと背脂を練り込みコクをだしたジューシーな餡(あん)に、ニラとタマネギの甘みを加えます。さらに干しエビを入れるのは「ラーメンいたろう」ならでは。
手のひらいっぱいの大きさの特注の皮で餡を包み、低温の油でじっくり揚げると完成。
外はパリッパリ、中から肉汁がジュワ~とあふれ出し、干しエビの香ばしい風味が口いっぱいに広がります。
さらに「ラーメンいたろう」だけの幻のメニュー、学校給食で提供されていた「チキンロール(1本370円)」も、必食。中からとろけだす、とろっとろのチーズが大人から子どもまで虜(とりこ)にする、ここでしか味わえない一品です。