2025年4月5日(土)から大阪南港ATCギャラリー(大阪市住之江区)で開催されている「逆境回顧録 大カイジ展」。
「カイジ」と言えば、多額の借金を抱えてしまった主人公・カイジが生死を賭けた作品オリジナルのギャンブルに挑んでいく日本を代表するギャンブル漫画です。
「ざわ…ざわ…」「僥倖(ぎょうこう)」といった独特の表現で描かれる極限の心理戦が読者の心をつかんで離しません。
これまで、テレビアニメ化や実写映画化もされているので、漫画を読んだことがなくても、知っている方は多いのではないでしょうか?
「逆境回顧録 大カイジ展」はこれまで描かれてきた数々の“逆境”を振りかえりつつ、初公開を含む原画展示や漫画に登場する印象的なシーンの数々を再現した“圧倒的”フォトスポットなど、「カイジ」シリーズを“悪魔的に”堪能できる展示が大集結した、まさにファン必見の展覧会です。
入口からもうすでにカイジの世界が始まっています。なんと来場者は全員、チンチロに挑戦することができるのです。
サイコロの出た目に応じて、作品内でカイジが送り込まれてしまう“地下労働施設”内の通貨・ペリカが贈呈されます。
ちなみに、毎週火・金・土曜日はペリカを増やすチンチロイベントが、水・木曜日はピンゾロ倍戻し企画を実施中です。
5,000ペリカ集めると、原作者の福本伸行先生サイン入りカードと交換可能ですので、参加してみてはどうでしょうか?
まず私たちを出迎えてくれるのが、帝愛グループの最高幹部にしてカイジの大敵・利根川の等身大フィギュア。
出会い頭に、ここでは書くのがはばかられるような言葉でののしられます。それもまた一興…。
カイジが立ち向かってきた様々なギャンブルをパネルで振り返りつつ展示室内を進むと登場するのが、「敗者の部屋」と「鉄骨渡り」のフォトスポットが。
原作でカイジは「敗者の部屋」で身ぐるみはがされて収監されてしまいますが、皆さん服は着たままで撮影お願いしますね。
そして、地上74メートル・全長25メートルの鉄骨を命がけで渡りきるギャンブル「鉄骨渡り」にはカイジの命の恩人・石田さんが。
作中屈指の名シーン、「焼き土下座」もフォトスポットになっています。灼熱の鉄板の上で10秒間土下座をする罰が「焼き土下座」。
両手と額の3点を押し当てると水蒸気が出る仕組みになっていて、芸が細かいです。
あ、台は常温ですので、ご安心くださいね。
初公開の原画コーナーには名シーンがずらり。福本伸行先生の息づかいを感じることができる貴重な展示です。
地下労働施設の“ハンチョウ”こと大槻の等身大フィギュアも。よく見ると、手にはイカサマ賽のシゴロ賽が…!
本当に…博打は恐ろしい!
そして、展覧会の目玉展示は、作中カイジが奇想天外な発想で攻略した一玉4000円のパチンコ台「沼」。なんとこちらはクラウドファンディングにより制作された実物大!台の前に座ると、その異様な雰囲気に飲み込まれそうになります。その名の通り、これが人喰いパチンコ「沼」・・・圧倒的存在感をご体感あれ
ちなみに、これまで紹介したフォトスポットの一部では「自動撮影サービス」が使えます。まるでカイジの漫画の世界に入り込んだような記念写真を撮影できるので、来場の記念にぜひ。
オリジナルグッズも盛りだくさんです!大阪らしい笑い満載の大阪展限定グッズや、普段使いもできるオシャレなアパレルまで幅広いジャンルを取りそろえているので、きっとお気に入りが見つかるはず。
イチオシは大阪展限定の柿の種です。
展覧会概要
逆境回顧録 大カイジ展
【会期】2025年4月5日(土)~5月11日(日)
【時間】平日13:00~18:00、土日祝10:00~18:00(30分前最終入場)
※4月28日~5月2日の期間は10:00~18:00
【休館日】会期中無休
【会場】大阪南港ATCギャラリー(大阪市住之江区南港北2-1-10 ITM棟2階)
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