「アトランティコ手稿」を所蔵するイタリアのアンブロジアーナ絵画館のアルベルト・ロッカ館長は、「定規やコンパスを使わず、フリーハンドで描いたダ・ヴィンチの描写力を見てほしい」と話していました。
同展覧会には、サプライズで、16世紀に長崎からローマに派遣された伊東マンショの衣装も展示されています。また、会期途中で、伊東マンショの複製画も展示予定だとか。
開幕を前にすでに大反響を呼んでいます。
オンラインチケットは販売開始からわずか2日で完売。
転売サイトでは高額出品が相次ぎ、ファンの熱気が高まっています。
チケットを購入したものの、日時指定ができなかった方や、日時指定予約は済ませたもののチケットが未購入の方も入場可能とする対策をとっています。しかし、オンラインチケットの全日程分が完売したため、現在、チケットは販売していません。
大阪市立美術館の内藤栄館長は、「一人でも多くお越しいただきたいと願っていますが、観覧者と作品の安全を考えると、人数調整しないといけないので、ご了承ください。(チケット販売再開などの)今後の対応は、主催者と協議し、ホームページなどで発信していく予定です」と話していました。
展覧会は、来年1月12日まで開催。どの作品も撮影可能です。世界が注目した万博の舞台、その余韻と輝きを体感できる「天空のアトラス」。大阪が再び、熱狂と感動の中心地になりそうです。
西部マキコ エンタメライター。初出の話を引き出すインタビューが得意。「万博ロス民」の一人で、さまざまな「アフター万博」イベントに参加し、悲しみを癒やす日々を過ごしています。