【大阪・海遊館】北極圏で採集したクリオネ約140匹がデビュー「海の小さな妖精」が大阪に涼をお届け

【大阪・海遊館】北極圏で採集したクリオネ約140匹がデビュー「海の小さな妖精」が大阪に涼をお届け
ジンベエザメで知られる大阪の水族館「海遊館」(大阪市港区)の「北極圏」水槽に、クリオネ約140匹(体長約2センチ)が新たに仲間入りしました。
「海の小さな妖精」クリオネ(海遊館提供)

「海の小さな妖精」クリオネ(海遊館提供)

ふわっ、ひらっ――。翼を羽ばたかせるように泳ぐ姿は、「海の小さな妖精」の愛称にぴったりです。ゆったりと漂う愛らしい姿を眺めていると、連日の暑さも忘れてしまいそうです。

■海遊館飼育員が北極圏で採集

今回展示されているクリオネは、北海道大学の練習船「おしょろ丸」に海遊館の飼育員が乗船し、今年6月19日から7月31日まで行われた北極航海調査で採集したものです。北極圏の冷たい海で暮らす小さな命が、猛暑の大阪へ“ひんやり”とした涼感を届けてくれました。

■可憐(かれん)な姿に秘めた生態

「海の小さな妖精」クリオネ(海遊館提供)

「海の小さな妖精」クリオネ(海遊館提供)

クリオネ(和名・ハダカカメガイ)は、貝殻を持たない貝の仲間で、北極圏やその周辺海域に生息しています。翼のような「翼足(よくそく)」を動かしながら海中を漂って暮らします。一方で、餌を捕らえるときには頭部から「バッカルコーン」と呼ばれる触手を伸ばすなど、普段の愛らしい姿からは想像もつかない一面も持っています。

■暑い夏に涼を運ぶ展示

北極圏からやってきた小さな命が、この夏、海遊館に涼やかな話題を運んできました。暑さの続く毎日、「海の小さな妖精」たちに会いに足を運んでみてはいかがでしょうか。
文/華みず希 ジンベエザメ好きな関西在住ライター。
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