『GTO』森本陸斗、反町隆史のひと言に感激「現場の雰囲気は僕が作るから、のびのびやれよ」
7月20日(月)スタートの『GTO』(カンテレ・フジテレビ系)。1998年夏に放送された平成を代表する学園ドラマが、28年ぶりに連続ドラマとして復活します。反町隆史さん演じる“グレート・ティーチャー・オニヅカ”こと鬼塚英吉が、閉塞感漂う令和の学校で、生徒たちと真正面から向き合っていく本作。
第1話で物語の中心となる生徒は、森本陸斗さん演じる1年B組の不登校生・片山健太です。小学校5年生の頃、自身が感染した新型コロナウイルスが原因で母を亡くしてしまった健太は、父親との間に深い溝を抱え、学校にも大人にも心を閉ざしています。
「学校なんて行く必要がない」と思っていた健太が、鬼塚との出会いによってどう変わっていくのか。感情の大きな変化を表現する役どころに挑んだ森本さんにインタビューしました。
「学校なんて行く必要がない」と思っていた健太が、鬼塚との出会いによってどう変わっていくのか。感情の大きな変化を表現する役どころに挑んだ森本さんにインタビューしました。
『GTO』第1話 片山健太(森本陸斗)
──『GTO』への出演が決まったときは、どんなお気持ちでしたか?
実感が湧かなかったというのが正直なところです。「まさか自分が……」という驚きが大きくて。とにかく嬉しくてたまらない気持ちと同時に、じわじわと緊張感が押し寄せてきました。「嬉しい」という言葉に尽きますが、「やってやろう」という気持ちにもなりました。片山健太という役を演じきる、という強い想いです。
──1998年版『GTO』はご覧になりましたか?
観ました。1998年版は、あの時代だからこそできる描写や言葉遣いがあって、そこが面白かったです。根っこの部分では、鬼塚先生が生徒と教師という関係を超えて、1対1の人として向き合っている。ぶつかり合うことで、生徒が変わっていくところに魅力を感じました。
1998年版『GTO』
特に印象に残っているのは、トロ子(野村朋子)のエピソードです。人前に出るのが苦手だったトロ子が、鬼塚先生の存在によって変わり、最後に決意して旅立っていく。空港でみんなが集まって「頑張れよ」と送り出す展開が、感動的でした。そんな歴史ある作品に自分が携われることは、本当に光栄です。
──片山健太役には、どのような印象をもたれていますか?
台本を読んだとき、難しい役だなと思いました。本当は明るい子なんですけど、ある出来事をきっかけに心を閉ざしてしまった。暗くなってしまった。でも、鬼塚先生と出会うことで、本来持っている明るさを取り戻していく生徒です。第1話の冒頭と終盤で、感情が大きく変化する役なので、その差を表現するのが難しいと感じました。
僕自身はあまり考え込みすぎたり、落ち込んだりするタイプではありません。だからこそ、心を閉ざした健太の気持ちや、自分にはない視点に触れられたことは新鮮でした。今後、俳優を続けていく上でも、演技の幅を広げてくれる役だと思っています。
──鬼塚先生を演じる反町隆史さんの印象を教えてください。
すごくかっこいいです。同じ男性として憧れる存在だなと思います。
『GTO』第1話 鬼塚英吉(反町隆史)
僕の誕生日には「お誕生日おめでとう」とメッセージをくださいました。それから、大切なシーンを撮影する日の朝には「今日は緊張するシーンだけど、頑張れよ」「現場の雰囲気は僕が作るから、のびのびやれよ」というメッセージをいただいて。そうした気遣いができるところも、本当にハンサムだなと思いました。
──印象に残っている撮影シーンはありますか?
反町さんが運転するバイクの後ろに乗ったシーンです。もしかしたら、生徒の中で僕だけが乗っているんじゃないかな。撮影中は、反町さんもバイクをゆっくりめに走らせていました。
でもカットがかかって、スタッフの皆さんから少し離れたところで、反町さんが「ちょっとスピード出すから捕まってろ」と。そこから少しスピードを上げて走ってくださったんです。言い方も含めて、本当にかっこよくて、キュンとしました。
でもカットがかかって、スタッフの皆さんから少し離れたところで、反町さんが「ちょっとスピード出すから捕まってろ」と。そこから少しスピードを上げて走ってくださったんです。言い方も含めて、本当にかっこよくて、キュンとしました。
そのシーン自体は、感動的で真面目な場面ですが、僕としては反町さんとのふたり乗りが嬉しすぎて!ニコニコしてしまうくらい楽しかったです。スタッフさんたちからも「うらやましい」と言われました(笑)。
『GTO』第1話 鬼塚英吉(反町隆史)
──1998年版で生徒役を演じた俳優さんの多くが、いまも活躍されていますが、森本さんの今後の目標を教えてください。
幅広い役を演じることができるカメレオン俳優になりたいです。医者や弁護士、ヤクザなど、俳優は役を通してさまざまな人生を表現することができる。それが役者という仕事の魅力のひとつだと感じています。
幅広い役を演じることができるカメレオン俳優になりたいです。医者や弁護士、ヤクザなど、俳優は役を通してさまざまな人生を表現することができる。それが役者という仕事の魅力のひとつだと感じています。
あと、三木孝浩監督の作品に出演することも一つの目標です。Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を観て、三木監督の作品が大好きになりました。
いつか、三木監督の作品で主演を務められるように、これから俳優人生を頑張っていきたいです。プロデューサーさんから「言葉にした方がいいよ」と言われて、夢は言葉にするようにしています。
いつか、三木監督の作品で主演を務められるように、これから俳優人生を頑張っていきたいです。プロデューサーさんから「言葉にした方がいいよ」と言われて、夢は言葉にするようにしています。
──最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
2026年版の『GTO』は全11話を通して、生徒たちそれぞれがいろいろな悩みを抱えています。観てくださる方も、きっと誰かに、自分を重ねていただけるのではないでしょうか。鬼塚先生が生徒と向き合い、解決へ導いていく姿を観ていただけたら嬉しいです。ぜひ全11話を楽しんでください。
———————
鬼塚先生との出会いをきっかけに閉ざしていた心を少しずつ開いていく健太。その変化を象徴する、鬼塚先生とのバイクシーンは必見です。
文:鈴木まこと
編集プロダクション・広告制作会社で編集・ディレクター・ライターとして活動。年間100本以上観るほどドラマ好きで、エンタメライターとしても執筆中。
編集プロダクション・広告制作会社で編集・ディレクター・ライターとして活動。年間100本以上観るほどドラマ好きで、エンタメライターとしても執筆中。
0
カンテレIDにログインまたは新規登録して
コメントに参加しよう








