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ブラマヨもびっくり!「億スイーツ」を生み出す社長のここでしか言えないウラ話

2024.06.15

ブラマヨもびっくり!「億スイーツ」を生み出す社長のここでしか言えないウラ話
毎週土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る、カンテレの情報バラエティ番組『ウラマヨ!』(関西ローカル)。6月15日(土)の放送では「グイグイ来てる行列〇億円スイーツ 裏側にあったほろ苦ストーリー」と題して、2つのスイーツ店が大成功を収めるまでの裏側をのぞき見。そのうち大阪・梅田の「PIECE OF BAKE」について紹介します。
2022年にオープンした「PIECE OF BAKE 梅田阪急三番街店」は、イタリア発祥の“ボンボローニ”という生ドーナツの店。ショーケースの中にはクリームやフルーツなどがのったSNS映えしそうな9種類のドーナツが並んでいます。

生地のさつまいもペーストの風味やリコッタチーズによるふわじゅわ食感が話題を呼び、販売数は1日1000個以上、売上は年間1億5000万円以上と億超えの大ヒットに。オーナーの板倉洋輔さんはこのドーナツ以外にも数々のヒットスイーツを生み出してきたやり手社長ですが、その裏側には数々のほろ苦いエピソードがありました。
板倉さんは24歳で人材紹介・派遣会社を起業し経営は順調でしたが、大好きなスイーツに関する仕事が昔からの夢だったそう。そこで「自分の好きなことをしよう」と一念発起し、2014年に未経験ながら兵庫県西宮市にパンケーキ店をオープンしました。

腕のあるパティシエを雇って、板倉さんは接客などを担当し二人三脚で運営。当初は伸び悩んでいましたが、改良を重ねて厚さが増したふわふわのパンケーキを生み出すと、これがヒット。
しかし、店が軌道に乗り始めたある日のこと。板倉さんがいつものように店に行くと、レジにあったはずの約20万円がなくなり、店の立ち上げから共に歩んできたパティシエが蒸発。店のお金を盗んで逃げたのです。
その後一番信頼していたスタッフを店長に抜擢しましたが、今度はその店長に売上金約100万円を盗まれる被害に…。「僕の管理不足もあると思います。ただ、お金がというよりは、仲間に裏切られたことがショックで。素直に相談してくれたらよかったのになとか、そういった思いもありますね」と振り返った板倉さん。
そうしたほろ苦い経験を糧にして新たな店を続々オープンし、6年で8店舗と規模を拡大。波に乗っていた中、次に訪れた苦難は新型コロナウイルスでした。
「大型商業施設に入っている店が多かったので、コロナで全て休業になって売上もほぼゼロという状態になりました。その時は1億円を超える借金をしてましたね」

それでも板倉さんは、今後テイクアウトの需要が高まると考え、店を人気店へと押し上げたパンケーキから脱却し、新感覚ドーナツ・ボンボローニへの転換を決意。これが功を奏し、2022年11月にドーナツ店「PIECE OF BAKE」をオープンすると、開店日には800人が押し寄せ、今や行列の絶えない“億スイーツ”となったのでした。
スタジオに登場した板倉さんは、2度の盗難被害を受け「流石に防犯カメラをつけました(笑)。レジ締めを複数人でやるとか、他人の目が気になるような状況をつくったんですけど…それでもまた盗まれました」と、話はまさかの展開に。
「防犯カメラにバッチリ映っても盗んでいくやつが現れまして。元従業員だったんですけど、映像が決め手になって逮捕されました」と続け、その後は被害もなくなり胸をなでおろしている様子でした。
番組ではこのほか、兵庫の夙川にある1964年創業のケーキ店「エルベラン」を特集。一番人気で売上の7割を占めるという絶品クッキーの裏側にあった“親子バトル”などに迫ります。

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miyoka
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