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赤い近鉄マルーンを使わない挑戦、一般車両に新型の青いヤツ

2025.06.23

赤い近鉄マルーンを使わない挑戦、一般車両に新型の青いヤツ
近畿日本鉄道が2024年10月から順次投入している新型の一般車両。2026年1月から運行予定の一部の路線では、近鉄マルーンと呼ばれるこれまでの赤色とは異なり、青いカラーの車両が導入されます。

24年ぶりとなった新型一般車両「8A系」は特徴的な8角形のフロントフェイスで、同社は「新しい時代の電車として変化した印象を出しつつも、これまでの近鉄の伝統を引き継ぐようなデザインを目指しました」と説明します。
なかでも2026年1月から運行開始する「大阪線・名古屋線系統」(大阪線・名古屋線・山田線・鳥羽線)には、「8A系」と共通設計で青色の車両「1A系」が登場。「白色とのツートンカラーで近鉄らしさを継承しながらも、これまでの赤色とともに新しい近鉄のイメージを創っていきます」と新たな試みです。

車内設備にはベビーカー・大型荷物対応スペースや、ロングシートとクロスシートを切り換え可能なシート、車内防犯カメラが1両あたり4カ所設置されるほか、長時間利用者のための多目的トイレも採用。
2026年5月からは「南大阪線系統」(南大阪線・長野線・御所線・吉野線)で「8A系」と同色の「6A系」の運行が始まり、これら南大阪線系統と奈良線系統の一般車両にトイレが設置されるのは初めてのこと。

同社は、「これからも安全・安心・快適な鉄道輸送サービスを提供し、より身近に、親しみを持っていただける近鉄を目指します」と話しています。各系の導入時期や運行予定など詳細は公式サイトにて確認ください。

近畿日本鉄道
https://www.kintetsu.co.jp/

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miyoka
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