カテゴリー

おいしい情報てんこ盛り！番組や街で見つけたグルメ情報をお届け

興味津々な情報てんこ盛り！カンテレのコンテンツを中心に話題の情報をお届け

楽しい情報てんこ盛り！番組や街で見つけた素敵な場所やイベント情報をお届け

気になる情報てんこ盛り！あれこれ会話のネタになる情報をお届け

お得な情報てんこ盛り！プレゼントや招待などの情報をお届け

ウラ側の情報てんこ盛り！話の続きやサイドストーリーなど深掘り情報をお届け

語り合うネタてんこ盛り！カンテレIDに登録して話題の番組やいろんなことを一緒におしゃべりしましょう

検索

著作権について利用者情報の外部送信について

トップページみよか −関西のええとこ、知って”みよか”−
食べてみよか
京都・地ソースのおススメ、粉モン用だけじゃない万能調味料

京都・地ソースのおススメ、粉モン用だけじゃない万能調味料

2025.06.24

関西の食卓に欠かせない調味料といえば「ソース」。大阪や神戸を中心に、関西各地には地ソースと呼ばれる地域密着型のソースメーカーが数多く存在し、地元の食文化を支えてきました。今回は和食の都・京都で受け継がれてきた地ソースに注目します。

京都のソース文化は大阪・神戸と違う？

京都の地ソースを数多く取りそろえているのは、京都市民の台所として知られる「京都八百一本館」内にあるグローサリー「Pantry 京都八百一本館店」。Pantryは関西で28店展開する、無添加を中心としたこだわりの食材がそろうスーパーマーケットで、普段なかなか見かけないユニークな商品も数多く並びます。ソース売り場には、京都の地元メーカー4社による15〜16種類もの地ソースがずらりと並び、訪れる人の目を楽しませます。

陳列されたソースをよく見ると、関西の定番ともいえるお好み焼きやたこ焼き、焼きそばなど“粉モノ”用のソースは意外と少なめ。その理由について、「Pantry 京都八百一本館店」の店長・木村和彦さんは、「京都は大阪や神戸と異なり、中濃ソースや洋食用ソースが多く、ソースの文化も少し異なるようです。そこに京都らしい独自性があっておもしろいですね」と特徴を教えてくれました。（価格はすべて税込み）

まるで老舗洋食店!? 「オジカソース」の「ハンバーグソース」

京都・山科の老舗「オジカソース」

豊富なラインアップのなかでも、木村店長のおすすめは京都・山科の老舗「オジカソース」が手がける「ハンバーグソース」（680円）。
「こちらは老舗洋食店のような上品で洗練された味わいが特徴のソースです。ハンバーグソースという名前の通り、ハンバーグにかけて食べると絶品ですが、ハンバーグ以外のお肉料理やオムライスなど、いろいろと使える隠れた名品ですよ」と木村さん。
一口食べてみると、まさに老舗洋食店でじっくり丁寧に作り込まれたデミグラスソースのような味わい。地ソースの概念がくつがえされます。
そのほかの種類のソースの味わいの、どれも上品で洗練された味わいが特徴。１本あれば、自宅で作る洋食メニューがレベルアップすること間違いなしです。

粉モノ派必見！地ソースらしい個性が際立つ「ヒロタソース」と「ツバメソース」

地ソースらしさを味わいたいなら、京都市中京区の「ヒロタソース」と、南区の「ツバメソース」は外せません。
「ヒロタソース」からは、「京風味ウスターソース」「京風味とんかつソース」「京風味焼きそばソース」「京風味お好みソース」（各659円）がラインアップ。
名前に「京風味」とありますが、和風というよりはスパイスや酸味が効いた、粉モノや揚げ物にぴったりの濃厚な味わいです。

ヒロタソース「京風味ウスターソース」「京風味とんかつソース」「京風味焼きそばソース」「京風味お好みソース」（各659円）

また、お好み焼きや焼きそばなどに隠し味や味変用におすすめしたいのは、「ツバメソース」の「ウスターソース」（549円）や「オリソース」（624円）。どちらもスパイスの刺激がダイレクトに感じられる、超スパイシーな味わいで、辛党にはたまらないソースです。

特に「オリソース」は、「ウスターソース」を熟成した時に貯まるタンクの底積み液なのだそうで、旨みたっぷりですが、ガツンとしたスパイスの刺激も格別です。辛いもの好きはやみつきになること間違いなしの、超個性的なソース。お好み焼きやたこ焼き、焼きそばのソースの辛みとして使ったり、カレーの隠し味にしたり、料理にアクセントを与えてくれる優秀な１本です。