▶私の万博愛、止まりません!
皆さん、こんにちは!カンテレアナウンサーの谷元星奈です。実は私、乗り物酔いしやすいタイプで、ほとんど海外に行ったことがないんです。そんな私にとって、大阪・関西万博はまさに「世界を知る」またとないチャンス!
開幕前に思い切って通期パスを購入してからというもの、すっかり万博の魅力にハマってしまい、気づけば30回以上も会場に通っています。
世界中の文化や技術に触れられるパビリオン巡りはもちろんですが、私が楽しみにしているのが、ここでしか味わえない「食」との出会い。
アメリカ館では、私の“オニオンリング観”を根底から覆す、運命の一品との出会いがありました。
▶本格的なハンバーガーと絶品オニオンリング
私は何を隠そう、大のオニオンリング好き。メニューにあれば頼まないわけにはいきません。
でも、オニオンリングって、衣と玉ねぎがはがれてしまうイメージがありませんか?
一口食べた時、たまねぎだけが口の中に残り、衣だけになってしまうあの現象…。
ところが、アメリカ館のオニオンリング(マウイ・リングス・オブ・サターン)は違いました。
衣が、はがれないんです。
ザクザクっとした食感のしっかりした衣は、玉ねぎと一心同体。そして、あまりの美味しさに「これはオニオンを食べているんじゃない。衣を食べているんだ!」と思ってしまうほど。
衣そのものが主役級の味わいなんです。 天ぷらでも唐揚げでも、衣にはこだわりがある私ですが、ここのオニオンリングは、自信を持って私の“衣ランキング”ベスト3に入ると断言できます。
オニオンリングについて少々語りすぎましたが、ジューシーなパティが挟まった「ザ・スパークバーガー」も絶品!
ハンバーガーとオニオンリング、オニオンリングからのハンバーガー、幸せすぎる!
この感動を、ぜひ皆さんにも味わってほしいです!
▶ここはもうテーマパーク「THE アメリカ!!」な体験
ハンバーガーと絶品オニオンリングでお腹も心も満たされた後は、いよいよパビリオンの中へ。
東ゲートから入場し、大屋根リングをくぐると真っ先に見えてくる建物。
万博の玄関口という一番目立つ場所にあるアメリカ館は、入る前から期待感でいっぱい。
中に入ると、もうそこは「THEアメリカ!!」としか言いようのない、巨大なスケールのエンターテインメント空間が広がっていました。
スタッフの方々がテーマパークのアトラクションに入る前みたいに、ハイテンションで盛り上げてくれるんです。
アメリカ館・公式キャラクターの「スパーク」に案内され、アメリカの有名な観光名所の映像に心を奪われていると、突然スクリーンに映し出されたのは、ドジャースの大谷翔平選手。
会場中から「オー――!」という歓声が起こり、私自身も、同世代のスーパースターがアメリカのパビリオンで紹介されていることに、胸が熱くなり、とても誇らしい気持ちになりました。
そして旅の最後は、宇宙へ。NASAの協力による展示は圧巻で、55年ぶりに大阪へやってきた「月の石」とご対面です。
「2025年の万博に行って、月の石を見た!」と、いつか自分の子や孫に自慢するぞと意気込んで、1人1枚しか撮れない写真撮影に挑んだのですが…。
これが、ものすごく緊張するんです。石をメインにするか、展示全体を入れるか。どれくらいズームするべきか。構図に悩んだ結果、なんだか中途半端な一枚に。
意外と小さかった月の石を、もっと美しく撮れたはずなのにと、悔いが残ってしまいました。
これからアメリカパビリオンを訪れる皆さんは、スマホをしっかり準備して、充電も満タンにして、「これぞ!」という構図をシミュレーションしてから、渾身(こんしん)の一枚を撮影してくださいね。
食も展示も、来た人みんなを楽しませたい!という気概に満ちあふれていて、並んででも見たいという期待を裏切らないアメリカパビリオン。
私は、あの絶品オニオンリングをもう一度味わうため、そして、納得のいく月の石の写真を撮るために、閉幕までに必ずリベンジしに訪れたいと思います。
(関西テレビ・アナウンサー 谷元星奈)
万博開幕前に通期パスを購入。万博愛が止まらないアナウンサー。休日は、スタンプ帳をぶら下げて会場を歩きまわる。
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