「開放的!」「ちょっと怖い」高さ40mの空中レストラン、大阪・中之島にオープン

2025.10.09

「開放的!」「ちょっと怖い」高さ40mの空中レストラン、大阪・中之島にオープン
高さ40メートルの絶景とともに食事を楽しむ、非日常型エンタメレストラン「Dinner in the Sky OSAKA(ディナーインザスカイオオサカ)」が2025年10月10日(金)、複合施設「中之島GATEサウスピア」(大阪市西区)にオープン。それに先駆けて、9日(木)にはレストランの全貌が報道陣に公開されました。

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◆地上40メートルの空中に浮かぶレストラン。

ゴンドラの定員は22人(スタッフ除く)。120cm未満の方、150kg以上の方は安全上の理由により参加できません(2025年10月・大阪市内)

ゴンドラの定員は22人(スタッフ除く)。120cm未満の方、150kg以上の方は安全上の理由により参加できません(2025年10月・大阪市内)

この空中レストラン「Dinner in the Sky」は、クレーンでつり上げられた地上40メートルの高さで食事を楽しむというもの。ゴンドラには中心を囲むようにカウンターが配置され、ゲーミングチェアのような重厚感のある椅子が22脚。足置きはあるものの、ほぼ吹き抜け状態です。スタッフさんが肩、腰を二重のシートベルトで固定してくれると、スタンバイOK。ゆっくりとクレーンで上昇していきます。
この日のプレス会は、やや風が強かったものの快晴。最高地点に到達すると、近隣の建物ははるか下の方に。あまり高さが得意でない人からは「ちょっと怖い」という声があがったものの、これ以上ない空間に「これは開放的!」という感嘆の声も。安治川につながる堂島川と土佐堀川沿いのビル群の眺めは絶景のひと言で、ゴンドラをすり抜ける風の心地良さは、高層ビルのそれとは圧倒的に「体感」が違います。より高さを感じたいなら、端の席がオススメです。

◆上空で食事をいただきつつ、ゴンドラが180度回転。

レストランというだけあって、上空ではお重に入ったローストビーフやスモークサーモンなどのフィンガーフード6種類、そして、アルコールとソフトドリンクは飲み放題でスタンバイ。空中では乗客全員で乾杯をして、それぞれ思い思いに景色を楽しみながら、食事をいただきます。椅子は内側を向いているので、上空では180度回転。反対側の景色を見ることもできます。風が強いとやや揺れるものの、心配不要なレベルに感じました。スタッフが最大限の気配りで、安全対策を講じているということです。
フィンガーフードは、ローストビーフ、スモークサーモン、カクテルシュリンプ、トマトとカマンベールのピンチョス、カクテルシュリンプ、レーズンバター、生ハムメロンの6種類(2025年10月・大阪市内)

フィンガーフードは、ローストビーフ、スモークサーモン、カクテルシュリンプ、トマトとカマンベールのピンチョス、カクテルシュリンプ、レーズンバター、生ハムメロンの6種類(2025年10月・大阪市内)

「Dinner in the Sky OSAKA」を運営するノット企画事業部の尾川拓也さんは、一度延期となったオープンが無事迎えられることに胸をなで下ろしつつ、「大阪はとにかくエネルギッシュで、インバウンド需要も期待できる街。(2025年3月にオープンした)東京・キラナガーデン豊洲には大阪の人も来ていただいて、すごくテンションが高かったんですね。そのノリがとてもいいなと思ったので、ぜひ盛り上がっていただければ」とコメント。
会場は、大阪メトロ「阿波座」駅から徒歩10分ほどの、安治川沿いの複合施設「中之島GATEサウスピア」(大阪市西区)。期間は2025年10月10日(金)〜12月28日(日)。時間はデイタイム(16時〜、17時〜)、サンセットタイム(18時〜、19時15分〜)、ナイトタイム(20時15分〜、21時15分〜)に分かれており、料金はそれぞれ22,000円、28,000円、25,000円。所要時間は約30分で、1日6便運行予定。予約、詳細は公式サイトにてご確認ください。

「Dinner in the Sky(ディナーインザスカイ)」公式サイト
https://dinnerinthesky.co.jp/

取材・文:服部崇(di;hype)
関西在住のウェブディレクター&編集者。音楽や映画のインタビュー、イベントの企画立案なども。
miyoka
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