2025年7月12日(土)から大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区)で特別展「昆虫 MANIAC」が開催中。
長居公園の中に位置する同博物館には、約3000種類もの昆虫標本などが集められ、カブトムシやクワガタムシといったおなじみの昆虫はもちろん、クモやムカデなどを含む「ムシ※」たちの世界を、国立科学博物館の研究者によるマニアックで独特な切り口で紹介しています。
※本展では昆虫および昆虫をはじめとする陸生の節足動物をムシとして扱います
展示はとてもわかりやすく、「はたらかないムシ」「チョウとガのなかま」「マニアックなイモムシ・ケムシたち」といったパートに区切られてそれぞれ比較展示がしてあったり、コガネムシなどに代表されるタマムシ色に輝く昆虫の発色メカニズムを説明したり、中には奈良県で採集された、通常とは異なるルリ色体色のオオセンチコガネの実物を展示。
無名だけど研究者たちが密かに注目している甲虫の紹介など、おとなも子供も楽しめる構成となっています。
おなじみの昆虫もマニアックに深堀りする展示や、さらには10cmを超える巨大なカブトムシから、1mmにも満たない微小なハチまで見たことがないマニアックなムシもアイデア豊かに展示されています。
「減るムシ」といった絶滅を危惧されるムシの展示コーナーではちょっぴりせつない気分に。
研究者が細部までこだわって監修した約2mものマニアックなムシの巨大模型の展示も各所にあり、模型と一緒に写真が撮れるサービスも設置されています。
グッズもたくさん。虫カゴに入った「虫かごキラキラおかき」(1,300円)や昆虫のオシャレデザインが入った「ポケットトート」(1,760円・2色あり)「ラバーコースター」(1,210円)など目移りしそう。
1階のカフェ「THE GOOD AND NEW」では、コラボメニューも。カブトムシとクワガタの型抜きをしたハンバーグが乗ったカレー「昆虫型ハンバーグカレー」(1,580円)や、リアルすぎて一瞬ドキッとする昆虫グミ(コーラ味)が乗った「昆虫アイスパフェ」(850円)など、夏休みを満喫できるメニューが揃っています。
特別展「昆虫 MANIAC」
https://www.ktv.jp/event/konchutenosaka/
2025年7月12日(土) ~ 9月23日(火・祝)
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
(大阪市東住吉区長居公園1-23)
開館時間:9:30~17:00(最終入場は16:30まで)
休館日:7月14、22、28日、8月4、25日、9月1、8、16日
※館内の混雑状況により、整理券配布などの入場規制を行う場合があります。
※記事中の料金は全て税込表記です
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くわしくは
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