猛暑日(35℃以上)が連日続く、2025年7月。多くの来場者でにぎわう『EXPO 2025 大阪・関西万博』でも、人気パビリオンは3〜4時間待ちの大行列が毎日できており、水分補給や熱中症対策ナシではとても耐えられないほど。猛暑の夏に向けて、万博巡りを安全に過ごすための「給水スポット」をご紹介します。
熱中症予防とプラスチックごみ削減への啓発を目的に、会場内の32カ所に設置されている「無料給水スポット」と「マイボトル洗浄機」。開幕から2週間ほどで累計給水回数が50万回を超えるほど、来場者と運営スタッフに活用されていますが、この猛暑のため「給水スポット」が行列化することもしばしば。
特に「大屋根リング」の下にある「給水スポット」は並ぶのも涼しいため、だいたい混雑。それに対して、会場中央にある「静けさの森」付近では待ち時間ゼロ(!)で給水できることも。万博協会では、給水スポット(給水器や水飲み場)やマイボトル洗浄機のマップを公開しているので、合わせてチェックしてみて。
【リンク】給水スポット&マイボトル洗浄機マップ
万博会場の中央付近に位置する「いのちパーク」では15分に一度、約3分間のミスト噴射がおこなわれます。周囲がほとんど見えなくなるほど真っ白になるため、万博開幕直後から子どもたちの格好の遊び場に。今では、むしろ楽しさよりも猛暑をしのぐ超巨大なクールダウン装置となっています。
ミスト噴出中はいわゆるホワイトアウトのような状態で、2m先が見えないほど。事故や迷子になりやすいので要注意です。また、ミストに使用されているのは水道水。万博協会によると、毎日開場前に供給施設の水源で水質検査が行われ、安全に実施できる状態かを確認しているとのことです。