バラエティー大好きライター・桐生奈奈子がお届けする『かまいたちの机上の空論城』レビュー！

『かまいたちの机上の空論城』は、４週連続で開催中の「真夏の空論グルメフェス」のラストを飾る最終回。題して「若手芸人なら激安レシピ知ってる…ハズ！500円料理アイデア対決」。若手芸人は、日々頑張って自炊している人が多いということで、安くておいしい500円以内のアイデア料理で対決してもらいます。

スタジオには大阪・北新地に店を構える高級中華料理店「空心 伽藍堂」の大澤広昇シェフをお招き。大澤シェフとかまいたち、渋谷凪咲の４人でおいしい料理を１つ選び、一番票が多かった人が優勝となります。

アイデア料理対決は３人の若手芸人が挑みます。１人目の挑戦者は、コンビ結成からわずか１年目で『THE W 2023』で決勝に進出を果たした実力派芸人・はるかぜに告ぐのとんず。芸歴３年目になる彼女は、YouTubeで料理の腕前が話題に。「お酒、タバコ、夜遊び。他の不摂生をリセットするために料理をしてます」と豪語。小４でだし巻き卵を巻き始め、料理歴16年になるとんずが披露してくれた料理は、「そぼろ・なすび・麻婆茄子の３wayどんぶり」。そぼろとなすびとあんをかけると３度楽しめるどんぶりで、電子レンジを駆使しながら手際よく料理する姿も含め完璧の一言。とんずの「うまとんず」の決めゼリフにあやかってスタジオでも「やまとんず」「うまなぎちゃん」が飛び交っていました（笑）。

アイデア料理対決は３人の若手芸人が挑みます。１人目の挑戦者は、コンビ結成からわずか１年目で『THE W 2023』で決勝に進出を果たした実力派芸人・はるかぜに告ぐのとんず。芸歴３年目になる彼女は、YouTubeで料理の腕前が話題に。「お酒、タバコ、夜遊び。他の不摂生をリセットするために料理をしてます」と豪語。小４でだし巻き卵を巻き始め、料理歴16年になるとんずが披露してくれた料理は、「そぼろ・なすび・麻婆茄子の３wayどんぶり」。そぼろとなすびとあんをかけると３度楽しめるどんぶりで、電子レンジを駆使しながら手際よく料理する姿も含め完璧の一言。とんずの「うまとんず」の決めゼリフにあやかってスタジオでも「やまとんず」「うまなぎちゃん」が飛び交っていました（笑）。

２人目の挑戦者は芸歴９年目になる、タレンチのコバタユウ。1,000以上のギャグを持つ若手屈指のギャガーがつくるアイデア料理は「デミグラス風タルタルチキン」。「うまい・速い・安い・多い」料理にこだわり「世の中のうまいが全部入っている」「一瞬で何時間も煮込んだようなデミグラスソース風なのが作れる」という隠し味がポイントの漢飯で挑みます。さらに、包丁も使わないという豪快ぶりも見事でした。タルタルソースで使うらっきょうを手で潰すのは、単なるパフォーマンスかと思いきや「手で潰したらっきょうが生きてる。食感がしっかりしていて力強い料理に合う」（大澤シェフ）と大絶賛！

最後の挑戦者は、ダブルアートのタグ。この番組でも存在感を爆発させてきた彼ですが、料理上手のイメージは皆無。そんな見た目とは裏腹に「何に対してもストイックなんで料理の意識も高い」（紅しょうが・熊元プロレス）、「お袋の味」（ビスケットブラザーズ・きん）と芸人の間ではタグの料理が大評判。そんなタグがつくるアイデア料理は「夏でも食べられるタグ流・常夜鍋」。鍋×ガリつゆの夢の共演にスタジオでは「ガリめっちゃええわ」（かまいたち・濱家）「新しい」（かまいたち・山内）「すごい完成されていますね」（大澤シェフ）。
これまでにないレベルの高さと味で頭を悩ませる、かまいたち＆凪咲と大澤シェフ。最終的に勝利をつかむのは誰でしょうか？

文・桐生奈奈子
神奈川県在住、バラエティ大好きライター。大手女性向けメディアCREA、FUDGE、ananなどで執筆を行う。「とにかくやってみる」がモットー。