10月5日の『マルコポロリ！』（カンテレ/毎週日曜午後1時59分～）に、今年コンビ結成20周年にして悲願の上方漫才大賞の“大賞”を受賞した銀シャリ・鰻和弘さんと橋本直さんが登場。YouTubeなどでフットボールアワー・後藤輝基さんが指摘し話題となった、彼らに対する“過小評価問題”に迫りました。

今回の番組は「銀シャリ 祝！上方漫才大賞おめでとうSP」と題し、大賞を2度受賞した笑い飯・西田幸治さんと哲夫さん、そして銀シャリの同期でプラス・マイナスとしてコンビを組んでいた時代に大賞を受賞した兼光タカシさんが出演。彼らの魅力をぶっちゃけました。
その中でMC・東野幸治さんが「ドーナツ・ピーナツから見て銀シャリ兄さんはどうなの？」と話を振ると、ピーナツさんは「ホンマにスゴイです。どこ行ってもウケている。というか、スベっているのは一回も見たことがなくて。若手もみんな（舞台）袖で（銀シャリの漫才を）見ているんですよね」と尊敬の眼差しを送り、ドーナツさんもそれに大きくうなずきました。

それに対し、銀シャリの2人が満面の笑みを浮かべていると、「フットボールアワーの後藤も（YouTubeの）動画で言ってたよね！」と東野さんから、後藤さんの動画の内容を自ら披露するよう促された橋本さんは、「恥ずかしいんですけど(笑)、僕らが過小評価されていると。“漫才番組で【続いては銀シャリが登場！】ってCMまたいでもいいくらいの現役最強の漫才師や、もっと注目されてもいい、バケモンや”って(笑)」と、照れつつも要点を余すところなく紹介。
鰻さんも「動画が上がる前にも、ルミネの楽屋とかでも言うていただいてたんで、本当にありがたいなって」と付け加え、偉大な先輩からの高評価に感謝していました。

後藤さんの意見には多くのポロリメンバーも賛同。シャンプーハット・恋さんは「（銀シャリの）漫才はすごいですよ。僕らよりベテランみたいで。まず声がめちゃくちゃいいんです。マイク通しても2人の声がめっちゃ入ってくるから、聞き心地がいいんですよ」と舞台映えの素晴らしさについて指摘。
一方、メッセンジャーあいはらさんは「ちゃんとしたことを言いましょうか」と表情を引き締めたうえで、「NGKでは結構、銀シャリの次にメッセンジャーっていう順番があるんですけど、銀シャリがめちゃくちゃウケた後になるんで、僕はネタの入りとかすごく気にするんです。正直言うて、出て行くまでにめっちゃ時間かけたりするんですよ。お客さんの余韻を消すために」と告白。
大先輩の思わぬ苦労を聞いた本人たちは「え～～！」「うれしいっ！(笑)」と、絶叫と言ってもいいほどの喜びよう。

この流れを受けて、東野さんが「笑い飯にも聞いとこうよ！改めて銀シャリはどうなんですか？」と水を向けたところ、西田さんは「小っちゃい子からお年寄りまで得意な層が広くて、確実にウケるんですよ。あとお客さんを巻き込んで笑いを大きくしていくのがすごい得意で…」と分析しつつ、満足げな橋本さんを見て「ニンマリすんなよ」とツッコミ。
さらに哲夫さんも「基本的に彼らはセンターマイクの所で、そんなに派手に動いたりとかせず立ちしゃべり っていうみんなが憧れるような漫才スタイルやし、僕ら笑い飯も両方ボケたり両方ツッコんだりして話題にしてもらうんですけど、彼らもよう聞いていたらどっちがどっちかたまに分からんようになるんですよ。そこが異空間になってまた面白いっていうところがあって。だから何でもできる人たちです」と、大物ベテラン芸人がそろぅて褒めちぎりました。

「あんまりちゃんと言っていただく機会もないですから…」と銀シャリの2人が照れまくる中、あいはらさんは「大絶賛やなぁ(笑)、珍しいな『マルコポロリ！』で！」と大笑い。それにうなずきながら「大絶賛、珍しいねぇ！『マルコポロリ！』は苦しんでいる芸人さんを突き落とす番組やから(笑)」と、この日はあまり出番のなかった“白い悪魔”としての笑顔を見せる東野さんだったのでした。

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