山崎紘菜「だいぶ追い詰めようと思っています(笑)」横山裕演じる磯貝を追う“同期エリート刑事”役に【ドラマ・今夜もシリアルキラーと待ち合わせ】

山崎紘菜「だいぶ追い詰めようと思っています(笑)」横山裕演じる磯貝を追う“同期エリート刑事”役に【ドラマ・今夜もシリアルキラーと待ち合わせ】
7月にスタートした、水ドラ★イレブン『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(カンテレ・フジテレビ系/毎週水曜 午後11:00)。主演・横山裕さん演じる一匹オオカミの刑事・磯貝史郎と、関水渚さん演じる“殺した人数”が見える異能を持つ黒井ヒナタが、日常にまぎれる猟奇殺人犯(シリアルキラー)と対峙(たいじ)していくサスペンスです。
本作で、警視庁捜査一課の巡査部長・鶴岡楓を演じる山崎紘菜さんにインタビューしました。楓は、磯貝の警察学校時代の同期であり、磯貝の婚約者・川田梓の親友でもある人物。

警察が存在すら把握していない連続殺人犯を捕まえる“謎の通報者”捜査の特命を受け、警視庁から磯貝がいる池袋南署へやってきます。
──原作と台本を読んだ印象を教えてください。
最初に台本ではなく原作漫画(講談社「good!アフタヌーン」連載)を読ませていただいて、漫画としてとても面白くて魅力的な作品だと思いました。特に序盤の展開は、ドラマの台本でもかなり忠実に再現されているんじゃないかなと思います。これから後半に向けて、ドラマならではのオリジナル要素も多くなっていくので、原作の良さを損なわないように演じられたらいいなと思いました。
──作品の魅力は、どんなところに感じましたか?
多くの作品ではシリアルキラー1人を全編かけて追うことが多いと思うんですけど、この作品ではほぼ毎話違う連続殺人犯が出てきます。そこに超能力というファンタジー要素が加わっているのが、唯一無二の強みであり、魅力ではないでしょうか。
また、今回役作りとして、犯罪心理やシリアルキラーについて調べました。調べる過程で、いわゆる“サイコパス”と呼ばれる人間は20人に1人いるという説に触れて……殺人を犯していなくても、共感能力が低い傾向を持つ人は世の中に結構いるらしいんです。本作はどんどんシリアルキラーが出てきますが、そう思うと、もしかしたら実際に自分の周りにもいるかもしれないという、ちょっとしたスリルも感じられると思います。ただファンタジー要素も強いので、事件そのものが重たく描かれているわけではなく、楽しみながら観られる作品です。それでも、普段流れているニュースが、ちょっとだけ自分ごとに落とし込めるようになるのかなとも思います。
──漫画原作のキャラクターを演じるうえで、意識していることはありますか?
漫画が実写化されるというニュースを見ると、私自身漫画が大好きなので、どのようにあのキャラクターが演じられるんだろうとワクワクするんです。そんなふうに感じているファンの方の想いを裏切らないように演じたいと強く思っています。なるべく原作に忠実に、正義感を見せていけたらなと思います。

鶴岡楓(山崎紘菜)

──楓はエリートでクールな印象の役ですが、ご自身との共通点はありますか?
私自身もクールに見られがちですが、実際はそんなことなくて(笑)。はじめはできないけど、泥臭く頑張って、成長していくキャラクターよりも、最初からずっとかっこよくて、誰かの憧れの存在という役どころをいただくことが多いので、周囲からの期待を背負うという意味では、楓と似ているところかもしれません。
──楓は磯貝を追う立場でもあります。磯貝との関係性は、どのように捉えていますか?
楓は、刑事としての規律を重んじる人物。自分の感情というよりは、組織としての秩序を乱さない、真っすぐな刑事だと思っています。なので、真面目さやエリート感を心がけて演じています。
磯貝は、組織としての正義よりも自分の感情を大事にしている、人間味あふれる刑事です。だからこそ楓は、対極な存在でいるように意識しています。
あとは、呼び方。プライベートのときは、楓は磯貝のことを、同期として“史郎くん”と呼んでいるんです。でも働いているときは、絶対に“磯貝くん”と呼ぶことを徹底しています。自分としても意識的にこだわって呼ぶようにしています。

鶴岡楓(山崎紘菜)

──親友の婚約者であり、同期でもある磯貝を疑わなければいけない。楓としては葛藤もありそうですね。
もちろん、同期としての絆(きずな)や親友に対する想いはあると思います。でも、追わなきゃいけない、疑わなきゃいけないという葛藤もある。ただ、それを仕事のときは絶対に見せない。そういう徹底した姿勢や、エリート気質を見せられるように心がけています。
──関水渚さん演じるヒナタについては、どんな印象を持っていますか?
(※取材した6月当時)撮影ではまだ一緒のシーンがなくて、ご一緒していないんです。ヒナタは、警察が知らないところで動いている影の存在なので、私がなかなか関われない存在です。渚ちゃんとはプライベートですごく仲が良いので、だからこそ現場で一緒にお芝居できるのを楽しみにしています。
──楓のどんなところに注目してほしいですか?
まず新しい登場人物として、これから作品にどう関わっていくのか。楓も刑事としては鋭い嗅覚を持っているので、どうふたりを追い詰めていくのか、楽しんでいただきたいです。だいぶ追い詰めようと思っています(笑)。
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原作版の魅力を大切にしながら、ドラマ版ならではの強さと正義感をまとって登場する鶴岡楓。磯貝とヒナタを追う存在として、彼女が物語にどんな緊張感をもたらすのか、今後の展開に注目です。
文:鈴木まこと
編集プロダクション・広告制作会社で編集・ディレクター・ライターとして活動。年間100本以上観るほどドラマ好きで、エンタメライターとしても執筆中。
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