だれにも言えない不安でいっぱいの福(桜田ひより)の涙
『あの子の子ども』 第2話レビュー
今回は、宝が福に電話をかけたときに「ビビってました、正直」と心境を明かす場面からスタートしました。病院の診療時間が午前中までだと確認していた宝は、福が受診したかどうかが気になって電話したのでしょう。けれど、福の声を聞いた宝は「福の優しさに甘えて、自分は安全な場所にいる」「福一人にかぶせた」と罪悪感を持ちながら、でも何もできない自分を、はずかしい、悔しい、と感じます。
こんなふうに「2人のこと」と考えられる宝の人間性に、少し安心します。だけど、考えているだけでは現実は変わらない。そのことを16歳の宝が知らないのは、当然かもしれません。
福を元気づけるために唐揚げを作る母・晴美(石田ひかり)。その唐揚げを食べたすぎてバイトを休もうか考える兄・幸(野村康太)。そして家族LINEで単身赴任中の近況報告をするも、みんなから塩対応される父・慶(野間口徹)。川上家のほのぼのとした日常が垣間見えると、よりいっそう福の不安が引き立って見えるようです。
福の母・晴海と宝の母・直実。タイプがぜんぜん違う2人ですが、それぞれの言葉のはしばしから、子どもへの深い愛情が伝わってきました。
若すぎる2人の不安と葛藤が、繊細にていねいに描かれた今回。せめてだれかに相談できれば、と思わずにいられませんでした。
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文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども3人の母。「たまひよ」など主に子育て系メディアで取材・ライティングを行う。
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この記事へのコメント
しましまのたね
自分が福ちゃんだったら…自分が母親だったら…と色々考えながら見ております この先2人と2人を取り巻く親や友達がこの問題にどう答えを見つけていくのか見届けたいと思います
くるみママ
言えるタイミングを逃し続け1人で抱えちゃう福ちゃん、宝くんの心の内が手に取るように分かって苦しくなってしまう回でしたが、途中の飯田くんの明るさにとても助けられました!
彼のような存在とても大切ですね!
主人公の2人に味方になってくれる大人が未来を守ってくれますように🍀*゜
カンテレスタッフ・はっちゃん
くるみママさま
いつも感想を寄せていただきありがとうございます😊飯田くんはいいキャラですよね。次週以降もご覧いただけると嬉しいです。
あんこもち
2話も拝見しました。
それぞれの家庭のことが描かれた2話でしたが、
それぞれの母親は本当に全く違う性格…とゆうか、でもそれぞれ子供のことすごく大切なんだってことは伝わるし、
母親って子供のちょっとした変化にも気づくものなのだと福ママを見てるととても感じます。
原作でも本当に感じてました、、
福ちゃんは宝くんのこと思って、本当に大切に思ってるからこそ、宝くんの これから に
影響がでてほしくないっていう思いもあり、
なかなか言えない気持ちもとてもよくわかる、、
でも、なかったことにはならない ことだから…
本当に、、うまく言葉がでてこないですが、、
取り返しのつかないことにならない前に…
親に、宝くんに相談してほしい、、
なかなかいいだせないのもわかるけれども、、難しいですね、、
宝くんの前では、いつも通りな、明るい福ちゃんでいて、でもいろんな不安なことかかえて、、1人悩んでるんだろうと思うと、
宝!早く気づいてあげて、、って思わざるを得ませんでした
通学路で2人でどら焼き食べて、たわいもない話してる2人がやっぱり高校生、等身大なのだなと…
ずっとこんな姿を見ていたいけれど、、
この先、本当にいろんな取捨選択を強いられる2人、周り…になるけれど、
きっと涙なしでは毎回見られないだろうなって、そう思いながら2話も涙流しながら拝見しました。
3話も楽しみにしております。
カンテレスタッフ・はっちゃん
あんこもちさま
いつも感想を寄せていただきありがとうございます😊
通学路のシーン、私も好きでした。
次週以降もご覧いただけると嬉しいです。
れーやん
第2話 福と宝が
不安と葛藤の中でもお互いを思いやる姿が素敵でした
個人的に好きな先生役の橋本淳くんが第2話で登場嬉しかったです
カンテレスタッフ・はっちゃん
れーやんさま
今週も感想を寄せていただきありがとうございます😊思い合う二人、素敵ですよね。次週以降もご覧いただけたら嬉しいです。







