株式会社鶴屋吉信(つるやよしのぶ)(京都市上京区、代表取締役社長:稲田慎一郎)は、京都府立嵯峨野高等学校(京都市右京区)の研究活動科目「アカデミックラボ」所属の高校生とのオリジナル開発商品『紫の想ひ』『春はあけぼの』を、鶴屋吉信の公式オンラインショップと本店にて数量限定で販売。
テーマは「源氏物語」と「枕草子」。生徒たちが描いたデザインスケッチを元に、鶴屋吉信が実際に試食できる試作品を製造。風味、デザイン、全体のバランスを整えてお菓子本体が完成。また同時並行で、商品名やパッケージデザインもすべて生徒たちが考え、2024年11月に『紫の想ひ』『春はあけぼの』2つの商品が完成。
『紫の想ひ(むらさきのおもい)』は「源氏物語」がテーマ。作品全体を結びつける「紫」の色のイメージ、作者の紫式部が「藤式部」と呼ばれていたことや、 藤の花言葉「恋に酔う」「決して離れない」のフレーズをあわせて、美しい藤の花をお菓子のモチーフに。お茶の香り高い抹茶ようかんと琥珀かんの二層ようかんには、爽やかな色合いとともに、涙のしずく形にアレンジした藤の花の意匠をあしらって登場人物の切ない思いを表現したそうです。
パッケージの中にはお菓子とともに「源氏物語恋みくじ」が入っています。
『春はあけぼの』は「枕草子」がテーマ。有名な一節「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは…」から発想し、山のむこうにあざやかな朝焼けが見える情景、その時間帯の美しさそのものをお菓子であらわしました。上品な甘さのこしあんようかんと紅色のようかんを重ね、こしあんの色はまだ夜が明ける前の山々を、ほのかな紅色で朝日が差し込む山際を表現し、透きとおる琥珀かんには朝焼けの太陽をあらわすオレンジの輪切りが。
この商品は鶴屋吉信公式オンラインショップでは2025年1月27日(月)12:00まで販売。
鶴屋吉信本店(京都市上京区今出川通堀川西入る)では2025年2月1日(土)から販売され、なくなり次第終了
詳しくは
https://shop.tsuruyayoshinobu.jp/collections/genji