食べてみよか

天満周辺で見つけた夏季限定グルメ、意外な冷製メニュー3選

2025.07.05

天満周辺で見つけた夏季限定グルメ、意外な冷製メニュー3選
「暑くて食欲がわかない…」そんなときにさらりと食べられるひんやりグルメ。なかでも天満〜天満橋エリアはラーメン、パスタ、中華など、さまざまなジャンルの個性的な飲食店が多く集まり、夏にはお店独自のアイデアが光る冷製グルメに出合えます。「普段は温かいのに冷たいの!?」という意外なメニューをピックアップしました。(価格はすべて税込み表記)

器までキンキン、さっぱり酸味の効いた冷やし担担麺

「天神ササラ」(大阪・南森町)
オープン当初からメニューにあるという「冷やし担担麺」(1,100円)。定番の金胡麻担担麺よりも弾力のある麺を使い、味も少し酸味をきかせて、喉越しがよく食べたあとにスッキリとする仕上がりに。

最後まで涼しい食べ口に、「冷たいものを食べてもらいたいので、器もギリギリまで冷凍庫に入れておいて、直前に取り出すんです」と店長の松岡成浩さん。
また、ノーマル以外に5段階の辛さを選べますが、「金胡麻担担麺はうまみが生きる2辛が一番人気。でも冷やしはノーマルの注文が多いですね。夜も販売してますが、やっぱり暑い昼のほうが多くて、特に今年はいつもの倍は出てますよ」と、涼を求めて多くの人が足を運んでいるようです。

ランチは1.5玉まで無料。季節限定の定番は冬メニューもあり(海老味噌ラーメン・10月2週目頃〜)、夏メニューは9月末までの予定。

「天神ササラ」
住所:大阪市北区天神橋2-1-47
アクセス:大阪メトロ・南森町駅およびJR・大阪天満宮駅から徒歩3分
営業:11:00~15:00、17:30~22:00(LO22:00)・年末年始休
電話:06-6353-2288
https://www.instagram.com/tenjinsasala/

万博記念で生まれた夏限定、冷やしカレーまぜそば

「ミスターパピー」(大阪・南森町)

別メニューでレシピを準備していたところ、お客さんから「今年は万博やし、ミャクミャクみたいなラーメンをやってみたらと言われて…」、と生まれたのが「冷やしカレーまぜそば」(1,200円)

昨年はレモン風味をウリにしていましたが、店主の鳥飼隆夫さんは「ミャクミャク柄のミニトマトで違う酸味が入るので、イチから作り直した」と、スパイスの配合も再調整されました。
同店のカレースープは、「玉ねぎや白菜、人参などをミキサーにかけてスープを作っている」と話す通り、さらりとしていながら舌触りが心地よいスープ状のもの。そのため、冷やしてもおいしくいただけます。

これを1人前ずつ冷やしておく必要があるため、1日5食限定。具材はいろんな味を楽しめるように枝豆など8種で、どれもスープが絡むもっちり麺とも相性が良く、喉越し良くさっぱりと食べられる夏メニューです。

「ミスターパピー」
住所:大阪市北区西天満3-6-27-101
アクセス:大阪メトロ・南森町駅、JR・大阪天満宮駅から徒歩約5分
営業:11:00〜15:30、火・木曜のみ17:30〜20:00・日祝休
電話:06-6311-0086
https://www.instagram.com/misterpuppy565/

ラーメン大国の名物、歯ごたえに驚く山形冷たい肉そば

「山系無双 烈火」(大阪・天満橋)
おもむろに鶏肉と一緒にそばを口に運ぶと慌ててモゴモゴしてしまうほど、想定外に弾力のある食感が特徴的な「山形冷たい肉そば」(880円)。

ラーメン消費量3年連続日本一の山形市をはじめ、辛味噌の赤湯ラーメンがある南陽市や、鶏ガラベースの米沢ラーメンの米沢市など、麺大国の山形県。なかでも河北町の名物料理が、鶏骨だしで冷たくしてある麺つゆに鶏肉とネギが乗った「冷たい肉そば」です。
「そばは冷たい氷でしっかりシメるため、お客さんによっては固めに感じられるほど。また親鶏の鶏肉なのでこれもしっかり目の歯ごたえですね。毎年『待ってたよ』『やっと出てきた』と楽しみにされている方もいらっしゃいます」と、現場リーダーの小茶山遼さん。

種類が豊富な山形県内のラーメンがラインアップに並ぶ同店。普段はラーメンが中心で、冷たい肉そばは毎年夏の6月1日から9月中旬を目処に、肌寒くなる前まで販売されるといいます。大阪の系列店は豊中市などに5店舗あり、全店舗で販売。

「山系無双 烈火 天満橋店」
住所:大阪市中央区天満橋京町1-1 パナンテ京阪天満橋
アクセス:京阪電車・天満橋駅からすぐ、大阪メトロ・天満橋駅から徒歩約2分
営業:11:00~23:00・無休
電話:06-4790-8866
https://rekka88.com/tenmanbashi/
miyoka
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