まさに「黄金体験」。ギラッギラすぎる万博限定「1万円お好み焼き」を食べてみた。

2025.09.01

まさに「黄金体験」。ギラッギラすぎる万博限定「1万円お好み焼き」を食べてみた。
さすが万博。庶民の食べ物として親しまれてきたお好み焼きがここまでゴージャスに進化すると、誰が想像したでしょうか?

9月1日から7日までの期間限定で大阪・関西万博の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」に出店しているお好み焼きチェーンの「ゆかり」(本社・大阪市北区)が、1枚1万円(税込)というインパクト抜群の一品を販売するというので、これは食べなければ!と足を運ぶことに。その名も「万博記念焼 金の国産豚玉」。

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一見、破格とも思える価格設定ですが、その背景には老舗ならではの遊び心と、来場者に特別な体験を提供したいという強い想いが込められています。

鰹(かつお)節のごとく、踊る黄金!

金箔が踊る/お好み焼きゆかり(大阪・関西万博の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」)9月1日撮影

金箔が踊る/お好み焼きゆかり(大阪・関西万博の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」)9月1日撮影

さっそく焼いてもらいました。鉄板に乗せられ、こんがりと焼き目がついたお好み焼きの上に、ソース、マヨネーズ、たっぷりのネギを乗せた後、スタッフさんが惜しげもなくピンセットでトッピングする金箔(きんぱく)。

何ということでしょう⋯。金箔が湯気に舞って、キラキラと踊っています。その姿は、まさに踊る黄金! 思わず「おぉ〜!」と感嘆の声を漏らしてしまうほどのインパクト大な逸品です。

ギラッギラ☆豪華なビジュアル

ピンセットで盛り付ける金箔/お好み焼きゆかり(大阪・関西万博の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」)9月1日撮影

ピンセットで盛り付ける金箔/お好み焼きゆかり(大阪・関西万博の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」)9月1日撮影

見た目の第一印象は、とにかく「金」。金箔は通常、一般的な料理の彩りとして少量の0・01グラムが使用される中、今回は通常の10倍量(約0・1グラム)の金箔が使われているのだとか。鰹節の代わりに黄金をまとう豚玉は、まさに「食べる芸術品」。香りからも、まぶしすぎる視覚からも食欲をそそる豪華絢爛(けんらん)な1枚の完成です。

いざ、ひと口。国産豚の旨味が詰まったお好み焼きは、外は香ばしく、中はふんわり。そこに金箔の繊細な質感が加わり、素材の味を引き立てています。本来、金箔は味がしないはずなのに、なぜか広がる特別な風味。ああ、これがぜいたくという名の幸せなのでしょう。

ゆかりの代表・山下真明さんいわく、「大阪といえば粉もん、そして大阪城。そこから『金の茶室』をイメージしました。鰹節の代わりに、金箔を振りかけることで、みなさんに喜んでもらえれば」とのこと。

すでに1枚販売 金の鐘鳴り響く

お好み焼きゆかり(大阪・関西万博の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」)9月1日撮影

「金の国産豚玉」が売れると鳴らされる金の鐘/お好み焼きゆかり(大阪・関西万博の外食パビリオン「宴〜UTAGE〜」)9月1日撮影

提供期間は9月7日まで。取材に訪れた9月1日は、「金の国産豚玉」が午前中に1枚売れたといい、売れたときだけ鳴らされるという金の鐘の音色が店内に鳴り響いたといいます。鉄板の熱気、金箔の輝き、ソースの香り⋯。五感すべてで味わうこの黄金体験は、このとき、この場所でしか味わえません。万博の思い出に、一度は挑戦してみる価値、あり。

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西部マキコ
エンタメライター。初出の話を引き出すインタビューが得意。いま、ハマっているのは、大阪・関西万博とUSJ。
miyoka
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