秋に「国民スポーツ大会」(旧国体)を控える滋賀県が7月24日、大阪・関西万博の会場でイベント『滋賀県デイ』を開催。地元出身のスポーツ選手やタレントを交えながら地元の魅力を発信しました。
この日は万博会場のEXPOホール「シャインハット」で、2回に分けてイベントを実施。琵琶湖に見立てた映像とBGMが流れる場内で、昼は俳優の高橋ひかるや芸人の宮川大輔らが、夜にはミュージシャンの西川貴教らが出演して地元愛を語りました。
夜の部では、2024年に国体(国民体育大会)から名称が変更された国スポ(国民スポーツ大会)、および障スポ(全国障害者スポーツ大会)が今秋滋賀で開催されることにスポットを当て、パリパラリンピックで2冠を達成した水泳の木村敬一選手が登場。
幼い頃に、会場となる彦根市のスイミングスクールで水泳を始めたと明かし、「寮の指導員の方が仲良くされていたフレンチレストランのル・セルポワヴル(彦根市)には小学生の頃から生意気にも通ってます。ぜひ足を運んでいただければ」とアピールしました。
そのほかにもイベントでは、音楽が流れれば滋賀県民は誰でも踊り出すという江州音頭や南京玉すだれなどの地元カルチャー、学生らによるバンド演奏や吹奏楽、ダンスなども披露。最後には、西川貴教のライブも行われれました。
滋賀に関わるPRのほとんどに関わる西川氏ですが、「滋賀のみなさんは、なんでも頼めば良いと思ってらっしゃる(笑)。こちらも頼まれたらなんでも引き受けるので」と国スポ・障スポのPR大使にも就任。
ステージでも、後ろで流れていた『響ケ喝采』のMVは「(国スポ・障スポ用に)今日のために作らせてもらって、明日(7/25)にはYouTubeでも公開します。公式アンバサダーが歌う非公式テーマソングになっています」と紹介しました。
また、「滋賀のことを(アピール)させていただくと、『あいつ、いっぱいお金もうてるんやろな』『また新しい施設作るらしいであいつ』、とか言われてますが、一銭ももうてません。本当に実費だけで働かせていただいてます」と説明。
「家族も親戚も滋賀に住んでます。僕にとってはみんな家族ですんで、家族からお金を取るわけにはいきませんから、誠心誠意尽くさせていただきます」と、滋賀愛に溢れるMCで会場は沸きました。
9月20日・21日は毎年恒例となった『イナズマロックフェス』が草津市の琵琶湖畔で開催。その翌週28日からは『国スポ』、10月25日からは『障スポ』が滋賀県内の60以上の会場で開催されます。詳細は公式サイトにてご確認ください。
国スポ・障スポ 滋賀 2025
https://shiga-sports2025.jp/
滋賀エキスポミュージアム
https://expo2025-shiga.jp/