あの「ヌルヌル」が帰ってくる!落合陽一が明かす、大阪万博から横浜へと続く“未知の体験”の正体

開幕1周年記念イベントの合間に囲み取材に応じた落合陽一氏

開幕1周年記念イベントの合間に囲み取材に応じた落合陽一氏

大阪・関西万博のパビリオンの中でも異彩を放っていた「null2(ヌルヌル)」が形を変えて復活することが4月に発表。パビリオンをプロデュースしたメディアアーティスト・落合陽一氏が、2026年4月12日(日)に行われた開幕1周年記念イベントに参加し、その思いを話しました。
開幕1周年記念イベントのトークショーに参加した落合陽一氏(左)ら

開幕1周年記念イベントのトークショーに参加した落合陽一氏(左)ら

◆外観も内部体験もインパクト大、会期中のヌルヌルとは

落合陽一氏プロデュースのパビリオン「null2(ヌルヌル)」外観

落合陽一氏プロデュースのパビリオン「null2(ヌルヌル)」外観

空間を歪め、低音とともに振動した外観のインパクトはもちろん、パビリオン内部ではデジタルな合わせ鏡による未知の体験で来訪者に驚きを与えた「null2」。
開幕1周年記念イベントの合間に囲み取材に応じた落合陽一氏

開幕1周年記念イベントの合間に囲み取材に応じた落合陽一氏

会期中の印象的なシーンを聞かれた落合氏は、「小学校3〜4年生ぐらいの子どもたちが“私はヌルになってもいいと思うな”とか言ってる様子を見ると、面白いことが起こってるぞって思ったし、夜にやっていた子どもだけの入場で、親御さんと分かれて子どもが遠足のようにわーって入って、わーって出てくるのがきれいな絵面だった」と振り返りました。

◆大阪の内部体験を進化、横浜に常設されるヌルヌルネクサス

「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)のイメージ ©Sustainable Pavilion

「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)のイメージ ©Sustainable Pavilion

多くの人を魅了した「null2」ですが、会期後半になるほど予約が困難に。そこで、「半年で入場できたのが59万人ぐらいだったので、常設にすれば入れなかった人も入れるようになるのかなと思った」と「横浜ランドマークタワー」(横浜市西区)に常設シアターが誕生することになったといいます。
「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)のイメージ ©Sustainable Pavilion

「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)のイメージ ©Sustainable Pavilion

落合氏は、「万博(で展示したパビリオン)のお引っ越しプロジェクトを万博会期中からクラウドファンディングし、“null2n(ヌルヌルネクサス)”という常設シアターができます。なぜ常設にしたかというと、横浜の園芸博(2027年開催)に来て、そのままランドマークタワーで見て帰られるのが理想的」と説明しました。
「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)のイメージ ©Sustainable Pavilion

「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)のイメージ ©Sustainable Pavilion

内容については、「“null2”の約5倍ぐらいのシアター面積。コンテンツも大阪を引き継いだものと、それ以上に作ったものがあって、かなりグレードアップしたシアター」と紹介し、2026年の年末までにはオープンさせると意気込んでいます。

◆落合氏提唱の「テトラレンマ」から派生した「テトラヌル」

「null⁴」(テトラヌル)のイメージ ©Yoichi Ochiai

「null⁴」(テトラヌル)のイメージ ©Yoichi Ochiai

その横浜花博(2027年 国際園芸博覧会:GREEN×EXPO 2027)にも新作「null4(テトラヌル)」が登場。「4塔ある銀の回転するパビリオンになっていて、昼も夜も楽しめる。中にも入ることができるのですが、どの予約形式とか入場形式で入るかは、いま相談しながら作っているところ」と紹介します。
「null⁴」(テトラヌル)のイメージ ©Yoichi Ochiai

「null⁴」(テトラヌル)のイメージ ©Yoichi Ochiai

横浜花博の会場については、「多分、屋外イベントが中心になってくると思う。前回のnull2は中に入るのが重要な体験だったのですが、今回は外側から見たり、外でご飯を食べたりすることでも楽しめるような場所にしたい」とのこと。
「null⁴」(テトラヌル)の説明をする落合陽一氏

「null⁴」(テトラヌル)の説明をする落合陽一氏

名称については、「ヌルヌルの次なのでヌル何乗にするの?みたいな話はあったんですけど、3乗だとキリが悪いなって。で、万博期間中もよく言ってたテトラレンマっていう4つの論理構造を僕はよく使っていたので、ヌルの2乗の2乗で4乗がいいじゃないか」とこの表記になったと説明しました。
「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)と「null⁴」(テトラヌル)の説明をする落合陽一氏

「null²ⁿ」(ヌルヌルネクサス)と「null⁴」(テトラヌル)の説明をする落合陽一氏

この日、パビリオン内について詳細説明はなかったものの、事務所に問い合わせたところ、「大阪の内部ヌル体験を進化させたのが“ランドマークタワー”、外観を進化させたのが“花博”となります。“テトラヌル”の中は検討中ですが、何か展示や体験ができる予定です。大阪の内部ヌル体験とは異なります」と説明があり、どちらの完成にも期待が高まります。
取材・文:武並慎治(di;hype)
関西在住のWebディレクター&編集者。
miyoka
0
銀河の一票
カンテレドーガ
カンテレ笑タイム
ハチエモン
カンテレアナウンサーチャンネル
カンテレドラマニア
ウェルチル
カンテレID