【完全保存版】大阪・関西万博はまだ終わらない!今、会いに行ける「ミャクミャク&万博レガシー」巡礼ガイド
2025年に開催された『大阪・関西万博』会場、これらを構築した資材や部品、アート作品はレガシーとして受け継がれています
ミャクミャクグッズがすぐに完売するなど、『大阪・関西万博』の余韻はまだまだ冷めない今。万博会場を彩ったパビリオンやアートはどこへ行ったのでしょうか? 実は、「万博記念公園」をはじめとする関西の公園や施設、学校など、身近な場所に「レガシー」として再配置されています。そこで、みよか編集部で調査した「今、会いに行ける万博の遺産(レガシー)」をご紹介します。
◆ミャクミャクモニュメント(「いらっしゃい」と「ワクワク」)
万博会場の夢洲から「万博記念公園」(大阪府吹田市)に移設されたミャクミャクのモニュメント(2026年3月)
期間中、2,500万人超の来場者を出迎えていたのが、公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント。正座ポーズの「いらっしゃい」と、大きく両手を広げた「ワクワク」はまさに万博のシンボルで、連日記念撮影の大行列が絶えませんでした。現在、1970年の万博会場だった「万博記念公園」(大阪府吹田市)に移設。「いらっしゃい」は太陽の広場前、「ワクワク」は平和のバラ園前にて、2026年5月末までの期間限定で展示中です。
◆ミャクミャクモニュメント(ねそべりポーズ)
「アジア太平洋トレードセンター」ITM棟に展示中の、「ねそべりポーズ」のミャクミャク(提供写真)
「大阪市役所前」(大阪市北区)に設置されていた、まるで涅槃(ねはん)像のような寝そべり姿の「ミャクミャク」巨大モニュメント(全長約4メートル!)。現在は、万博会場「夢洲」の近くにある大阪ベイエリアの「ATC(アジア太平洋トレードセンター)」(大阪市住之江区)の ITM棟 2階で展示されており、撮影スポットとして人気を集めています。展示期間は2026年3月末までの予定で、それ以降は未定となっています。
◆すみっコぐらし「すみっコねぶた」
「大阪科学技術館」(大阪市西区)で展示中の、新素材メタコルで制作された「すみっコねぶた」(提供写真)
万博会場内の「フェスティバル・ステーション」にて2025年8月に開催された、観光・インバウンド分野の課題解決プロジェクトを紹介するイベント『 MAIDO MUIC!(まいど ミューイック)』。そこで大きな話題となったのが、人気キャラクター・すみっコぐらしの「すみっコねぶた」。「住友電気工業」が開発した新しいセラミックス系素材「メタコル」で制作されたもので、現在は「大阪科学技術館」(大阪市西区)にて展示されています。
◆ポルトガル館「リサイクル漁網ロープ」
その独創的な建物で注目を集めた、『大阪・関西万博』のポルトガル館(2025年4月)
御堂筋沿いの「TOWERZギャラリー」(大阪市中央区)で展示されている「リサイクル漁網ロープ」(提供写真)
建築家・隈研吾氏が設計し、約1万本のロープとリサイクルネットを主要素材として「海」の動きを表現したポルトガルパビリオン。吹き抜ける風によって揺れるロープを用いて、波動、振動の集積体である海を生み出し、大航海時代の覇者であった同国のイメージを巧みに表現。その独創的な建物に、目を奪われた人も多いのではないでしょうか。そのロープの一部が、不動産会社が運営するサロン「TOWERZギャラリー」(大阪市中央区)にて展示中です。
◆生命のボール「いのち球(INOCHI-DAMA)」
「万博記念公園」(大阪府吹田市)に移設されたモニュメント「いのち球(INOCHI-DAMA)」(2025年12月)
シグネチャーパビリオン「いのちをめぐる冒険」の象徴だった生命のボール「いのち球(INOCHI-DAMA)」は、アニメーション監督の河森正治氏がプロデュース。生物多様性を尊重する世界観を表現しており、さまざまな生きものを“等しいいのち”とするメッセージが込められています。2025年12月、かつて『大阪万博』(1970年)が行われた「万博記念公園」(大阪府吹田市)の自然文化園 日本庭園前ゲート付近に移設されました。
◆オーストリア館「The Styrian Paravent(シュタイヤーマルク屏風)」
大阪芸術大学に寄贈された現代アート「The Styrian Paravent(シュタイヤーマルク屏風)」
オーストリア・シュタイヤーマルク州の世界遺産「エッゲンベルク城」で発見された、豊臣秀吉時代の“大坂”を描いた『豊臣期大坂図屏風』。その屏風絵を現代アートの視点で再解釈し、トム・ローナー氏によって制作されたのが『The Styrian Paravent(シュタイヤーマルク屏風)』です。屏風の表裏両面には、現地の名物が現代風に描かれています。閉幕後に「大阪芸術大学」(大阪府河南町)に寄贈され、学生たちにインスピレーションを与えています。
◆EVシャトルバス(いすゞERGA EV、BYD K8 2.0)
関西国際空港内の「ランプバス」として活用されているEVシャトルバス
JR桜島駅~万博会場間を行き来し、『大阪・関西万博』の輸送に使用されてきたEVシャトルバス。「関西国際空港」(大阪府泉佐野市)では、交通渋滞の緩和やカーボンニュートラルを推進してきたこのEVシャトルバスを、空港ターミナルビルと飛行機を結ぶ「ランプバス」として2025年11月から活用しています。ランプバスにEVバスが導入されるのは日本の空港では初めての取り組みで、これからは旅行時にもお世話になりそうです。
取材・文/服部崇(di;hype)
関西在住のウェブディレクター&編集者。『大阪・関西万博』の写真を見ては、あの熱狂と酷暑を懐かしむ毎日です。
関西在住のウェブディレクター&編集者。『大阪・関西万博』の写真を見ては、あの熱狂と酷暑を懐かしむ毎日です。
【関連記事】
0
カンテレIDにログインまたは新規登録して
コメントに参加しよう







